本「水は健康を育む」著者：中室克彦＋上野 仁
2022年４月以降は、水道水に含まれる残留物(農薬)の基準値がゆる〜くなったので、浄水器を取り付ける家庭が一気に増えましたよね。
私の住んでる地域は、自然豊かでお水が美味しいところですが…
2022年以降は、水道水の塩素の臭いがとても強くなりました。
歯磨き後のうがいの際でも浄水器が必須になってしまいました。泣。
日本全国名水で有名な地域でも、水道水に異変が起こっているようです。
味噌、醤油、日本酒を作っている老舗店では、昔のように水道水を使うと元気な発酵が難しくなってきたそうです。
「浄水器」のお水を使用して発酵を促すのが必須になってきているとのこと。
という事でお水の研究者の本を読んでみました。
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(健康とくすりシリーズ) 摂南大学薬学部 中室 克彦＋上野 仁(著), 日本薬学会 (編集)
21世紀は「水の世紀」と言われているそうです。
「安全な水、健康を育む水とは何か」
「水はヒトの健康維持・増進にどのくらい関わっているか」
を解説してある本でした。
ヒトの体の水分量
○新生児・・・７５％
○小 児・・・７０％
○標準体重 ・・・６０％
○成人、やせ・・・６５％
○成人、肥満・・・５０％
ヒトの水分出納（摂取量/喪失量）
○10kgの幼児
体重1kgあたり約100ml
○60kgの成人
体重1kgあたり約 40ml
＊60kgの成人の水分出納は2,400ml。
体内における水分の平均滞留時間・・・2週間
私が愛用している浄水器はガイアの水「和蓮ポット」。
塩麹や味噌汁がとても美味しいっ、と家族に好評です^ - ^
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年齢や体形によって、体内の水分量や出納量がこんなに変わるなんて知らなかったのでビックリ！
「新生児の体の水分量・・７５％」というデータをみて「赤ちゃんが発熱したときは、水分をたっぷり飲ませないとスグ脱水症状になる」という定説に納得しました。
本「水は健康を育む」の概要 ≪Amazonより抜粋≫
本書は、従来の水の本では読むことのできない水と健康の関わり合いを中心とする内容。
第一章
水は世界をめぐる、海は生命の母、海水に溶けている成分、極地まで汚染は拡がるなど、海と生命の関わり合いについて。
第二章
第二章
生活に用いる水やレクリエーションのための水で生活のなかで関わる水について。
また、食品の中の水では、食糧生産に膨大な量の水が必要であるかについて。
第三章
第三章
水はからだの中をかけめぐる、からだの中の水がなくなるとどうなるか、からだの中に水がたまるとどうなるかなど、からだの中の水の不思議について。
第四章
第四章
安全な水、おいしい水や機能水について健康を育む水という観点からまとめている。
著者について≪Amazonより抜粋≫
・摂南大学薬学部 中室 克彦＋上野 仁
中室克彦 摂南大学薬学部教授。薬学博士。
1969年岐阜薬科大学大学院修士課程修了。
同年厚生省国立衛生試験所環境衛生化学部勤務。1983年タイ国Office of National Environment Boardに技術指導。1984年より摂南大学薬学部助教授、1994年より現職。
研究分野は衛生薬学、環境化学物質の毒性評価、微量必須元素の生理作用と毒性発現機構
上野 仁 摂南大学薬学部助教授。薬学博士。
1982年静岡薬科大学大学院製薬学専攻科修了。同年吉富製薬株式会社入社、中央研究所勤務。1985年より摂南大学薬学部に勤務。1993年米国バンダービルト大学医学部分子毒性学センターに研究留学。2001年より現職。
研究分野は衛生薬学、水域環境化学物質の毒性評価、微量必須元素と免疫応答
(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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