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【椿の会2020年初釜】
 
二日間の初釜が終わりました。
毎度のことながら
胸がいっぱいです。
      
      
師匠と生徒さんに恵まれたからこそ
お茶が私にとって
かけがえのないものになりました。
      
      
私の二人の師匠は
大病をされ
生還されました。
      
      
一人目の師匠は
病気告知の頃からずっと聞いていたので
ご飯を作って運んだり
日々居ても立っても居られない

心配な日々が続いたことを覚えています。

 

 

 

今の師匠も
二年前の初釜後
大きな手術をされ
二年間筆談で声を聞いていません。
      
      
お二人とも
生還されたあと
お茶があって良かったと
メッセージをくださいました。
      
      
大手術後、
新たな命が吹き込まれ
また生き生きと輝いてみえました。
      
      
2020年6月14日
その師匠と一緒に
お茶会を主催することになりました。
師匠がやりたいと言ってくれました。
      
      
これほど
嬉しく、楽しみで、
責任重大な茶会はありません。
      
      
初釜でそんな話をすると
私のお弟子さんが
目をウルウルさせて、
話を聞いてくれるのです。
      
      
私の師匠まで
大切に思ってくれる気持ちが
嬉しくてありがたくて、、、、。
      

自分の大切な人を
大切にしてくれることが
こんなに嬉しいと知りました。

初釜も
お道具の説明をしながら
人からのご縁でやってきたものばかり。

年々
形ではなく
本当の愛に心震える茶会になります。

師匠が二年ぶりに

おめでとうございます。
とだけ声を発したのです。

まるで赤ちゃんがママと言ってくれるくらい
嬉しくて感動したのです。

大病をしても
お茶に救われたという
二人の師匠は
一生私を支えてくれるでしょう。

お茶があってよかったと
尊敬する大先生にも
今日お言葉をいただき
社中皆励まされたと思います。

椿の会に関わってくださる皆様
本当にありがとうございます。
本年もどうぞ宜しくお願いいたします。

 

 

「椿の会」はじめての茶道@名古屋