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リヨンギニョール劇場地下でのお茶会が終了しました。
急遽、書家の前田鎌利さんとのコラボレーションが決まり、墨の香り、擦る音、場を浄化するようなデモンストレーションから始まりました。


「糸」

 


「我逢人」


この二文字は
私がイメージしていたお茶会の趣旨とぴったり重なり
私自身が感動しながらお茶に入ることが出来ました。

お菓子は、笹屋伊織田丸みゆき先生からご提供いただきまして
「この日の為に、菓子職人さんが手で一つ一つ仕上げてくださったこと。心が入っていること。菊の意味、笹屋伊織さんのご紹介」お伝えすることができてホッとしております。60個の干菓子があっという間になくなりました。みゆき先生ありがとうございました。

お茶碗は瀬戸の加藤令吉先生と寺田美山先生、

漆の楽茶碗藤澤秀行さん作
蓋置は猪目の小野穣さん作でしたが
これまで何名もの現地の方がメモを持って
「何という名前の作家か教えてください」
「これはどうやって作られているのですか」
と個別で残って質問してくださいました。

器を拝見してくださいと伝えなくても勝手に見たくなるようでした。
全員が心ここにあり!の時間は
エネルギーでキラキラ輝いています。
今に生きるとは
今に集中をいかにできるかだと思います。

どうしても点てたいと懇願する可愛い姫たちに
体験教室まで急遽行い
最後はリヨン領事館長 長澤様より素晴らしいお言葉をいただきました。

昨年は1人でしたが、今年は香織さんが半東に入ってくださったことで更に連携での流れをお見せすることが出来て良かったです。

カルデリロリス様

明子さん、マノンちゃんも手伝ってくださり
マノンちゃんはお菓子を全部ひとりで運んでくれました。
日本に行きたいよとたくさんの現地の子供達からの声を受けました。
また来年も楽しみにしています。

ロリス様が訳してくださった
お茶のフランス語訳は椿の会HPに掲載してありますので
ご興味のある方はご覧いただけたらと思います。


「椿の会」はじめての茶道@名古屋