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長雨月に東山荘にて

重陽の節句茶会を開催させていただきました。

といいましても、もともとお稽古日でしたので

全員生徒さんということで

完全にお稽古茶会になってしまいました。



古来から重陽の前日

菊の花を夜露から守るために綿で覆っていました。

翌日、夜露と菊の香を吸ったこの「被綿」で顔や身体をぬぐうと

若さが保たれ、邪気を遠ざける効果があります。



せっせと人数分着せ綿を作りました。

お持ち帰りの食用菊は

お酒に浮かべたり抹茶に浮かべたり

お料理したり家族にもお分けください。



その他乾燥させてまくらに入れると菊枕といって

安眠効果があるようです。アイピローにすると目の疲れをとってくれます。

菊ばかりでセンスのないしつらえになってしまいましたが

邪気払いは完璧です。


本日も生徒さんのお点前披露でしたがどんどん順番が回ってきます。


頑張って人前で披露して

心を込めた一服を届けてみてくださいね。


お稽古茶会でも

手が震えたとと後ほど耳にしました。


毎日の生活の中で

手が震えるほどの緊張もたまには良いかもしれません。

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菓子は美濃忠製 着せ綿

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今朝は家族にも菊を浮かべたお抹茶を出してお見送りしました。

無病息災

家内安全

きっと効果があると信じております。


「椿の会」はじめての茶道3回完結教室
     IN 名古屋