「椿の会」のブログにお越しくださりありがとうございます。


椿の会の生徒さんに向けた資料を


このブログでも併せて連載してきましたが


今日でひとまず完結でございます。


長いことお付き合いくださいまして心から感謝申し上げます。


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10、椿の会 未来予想図


2010年5月からスタートした教室は、


なんとも150名以上の生徒さんが来てくださいました。


今でもずっと通ってくださっている方もたくさんおります。





椿の会の未来・・・


今の生徒さんとも長くて3年程度のご縁ですが


きっと定年を迎えるころには


もう30年以上の付き合いでねと



お茶の腕前も一人前になり


心の深さも増し


そのままお茶事に招きあったり


それこそ阿吽の呼吸でお茶の心を楽しみあえることを夢みております。



「あの時はじめてよかったね」


「あの時出会えてよかったね」



ないない尽くしの私がそれを承知ではじめた椿の会を


いつかこう思ってくださる方が一人でもいたら嬉しいです。



利休さんはお茶席での亭主と客の心構えについてこう述べておられます。


「かなうは良し、かないたがるは悪し」


つまり、いかにも自然に心地よいのは良いことですが


相手に迎合しているようでは良くない。



茶の湯を長く学べば自ずから双方心地よくなるであろうということなので


きっと椿の会の未来はそんなお茶事になるのではと思うのです。



その精神は、子供やお孫さんまで引き継がれ


時には若い子がお点前を担当してくれたり。



そうしらた仕事を終えた旦那さまが一日中家でテレビを見ていたり


夫婦バラバラ(熟年離婚!??)


楽しみを海外旅行に見出したり孫や子供に依存することなく


素晴らしい日本文化であるお茶を一緒に楽しめるのです。





そんな未来までぼんやりと思い描いております。


専ら夫婦の会話は、茶道を通じての未来の会話ばかりです。


それは子供が産まれても


子供の話ばかりに偏らず


自分たちの今をしっかり見つめて話をします。




子供が産まれると


夫婦二人で何を話すの。(会話に困る)



そういう友人の声もたくさん聞きますが


話すことはたくさんです。



生徒さんの話もたくさんします。(ちょっと家族みたいですから)


きっと今の30年先の漠然とした想いは、


これからの積み重ねでさらに具体的にビジョンとなり


宇宙のタイミングとマッチしたとき


最高に良い形で開花すると思っております。



「慌てない慌てない 一休み一休み」 


一休和尚の精神でのんびり


けれど、丁寧に茶道の道を歩ませていただきたいと思います。



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椿の会{BOOK}は臨月のときに書きためたものです。


長々と乱文をお読みくださりありがとうございました。



「椿の会」はじめての茶道3回完結教室

     IN 名古屋