「椿の会」のブログにお越しくださりありがとうございます。
椿の会の生徒さんに向けた資料を
このブログでも併せて連載しております。
この連載も残すところあと2つ。
あと少しだけお付き合いくださいませ。
9、 共に喜び、共に悲しむ
人の感情は喜びやプラス思考ばかりが良いとは限りません。
一見すごくプラス思考のようにみられる私も
実は心配症で悲しいこともいっぱいあります。
私は車の車輪のようにどちらの感情もとても大切だと思います。
私が師匠のもとに通い続けたのは、
いつも笑顔で励まされたからではなく
一緒に痛みを感じて涙を流してくれる人だったからです。
人の喜びを一緒に喜ぶことがお福分けなら
それ以上に人の痛みにともに苦しむ痛み分けもとてもとても大切だと思います。
「喜び2倍、痛みは半分」それが理想です。
ですから椿の会では嬉しい報告も
心配や悲しみも
一服のお茶で和んだところで
吐き出し
心をリセットして
「 よし、これで一先ず大丈夫 」
と帰っていただきたいと思います。
角送りしながら
後姿に「 どうか良いことがたくさんありますように 」
と願いをこめて送りますよ。
そしてお茶を用意してまた来て下さることを楽しみにしております。