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椿の会 初釜


二日目のご報告をさせていただきます。


一日目と基本的に同じ流れなのですが、


多治見の陶芸家 加藤基規さんがお運びくださったので


彼のお茶碗にてお薄茶をもてなすことにいたしました。


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通称 パパさんのポップな作品と中央は筒茶碗です。



今回の初釜も男性が多くお運びくださり


椿の会にとっても嬉しい変化でございました。



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ご夫婦での参加や


今回はじめての参加


はじめて自分で着付けをしてくださっての参加


また一席一席が異なる雰囲気で楽しかったです。



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お濃茶はベテラン生徒さんお二人に急遽指名いたしました。


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返ってきた茶碗の景色が美味しく練れていたことを証明しております。


照りといい、お茶玉のなさといい、なめらかさ、艶やかさ


こんなお濃茶がどんな時も点てられることが課題です。



一つは古い楽茶碗


一つは新しい苫米地正樹さんのお茶碗



古きもの新しきものの融合です。




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続いて、お干菓子は昨日のものに加えて


お正客さまがお持ちくださった


名古屋 長寿園製  五宝楽をいただきました。

(味噌松風が有名なお店です)



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こちらのお菓子は、中国の古典「尚書」の中にある


5つの幸福


健康・長寿・富貴・徳を好む・天寿を全うする


を5色立方体で表し、人生の宝である徳行をなすことを願った和菓子です。



おめでた尽くしですね。



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お干菓子をいただきながら


生徒さんにお薄茶を点てていただきました。



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途中でお点前交代です。



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落ち着きのある優雅なお点前をありがとうございました。


最後に


なぜ、家元さまが茶道を習うゴールはお茶事を開けることにあり


そう申されたのか


少しだけ感じたことをお話させていただきました。




だれもお茶事を開きたいと思って茶道を習い始めるわけではないのに


お茶事の意味って・・・・。


それを知っていただくことで、


これからの茶道の奥行きの深さを感じとっていただければ幸いです。




運んでくださったみなさまから


2013年の抱負も語っていただき


2日間に渡る椿の会の初釜を無事に終えることができました。




最後までお読みくださりありがとうございました。



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「椿の会」はじめての茶道3回完結教室

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