「椿の会」のブログにお越しくださりありがとうございます。
二日間に渡って開かせていただきました、
夏のお茶会が終わってしまいました。(寂しい)
終わると同時に疲れたどころか
秋のお茶会が早くやりたい気持ちでワクワクしております。
初座には、「椿の会」の生徒さんが揃ってお越しくださいました。
下駄のコンコンという足音が聞こえると
さぁ~いよいよ始まるぞ!と心が引き締まります。
こちらのお部屋で初座を迎えます。
お点前披露をしていただく生徒さんは先月特にお稽古に励みました。
その成果を発揮するときです。
浴衣姿の生徒さんたちです。
ご挨拶をすませ、まずはお菓子を運びます。
ガラス作家の柏原 宏行さんのガラスの器に
白桃ういろうをのせて。
涼を感じていただきたくて、この取り合わせにいたしました。
お香もお菓子も季節の果物、桃です。
お点前披露の生徒さん
お点前の前に気持ちを整え、一呼吸してから建水をあげます。
そして、何度もお稽古をしたので
緊張していても手が動きます。
かえ茶碗で次々点てていきます。
お客さんも生徒さんたちなので
スムーズに流れていきます。
「おつづきいかがでしょうか?」
「十分頂戴いたしました」
「お先にいただきます」
「お点前頂戴いたします」
と美しい言葉もすんなり口からでるようになりました。
そして、一服の重みやありがたみも
お稽古を重ねるたびに増してきて
みなさん丁寧に丁寧にいただいてみえました。
お軸の代わりに
「 平常心是道 」
を掛けさせて頂きました。
この夏のお茶会のテーマです。
お点前披露は、無事に済み
生徒さんからも自然と拍手が起こりました。
このあと、生徒さんとじっくり話す時間
向き合う時間
さらけだす時間
それを「椿の会」十ヶ条をもとにシェアし合い
あたたかい絆が結ばれた気がいたします。
普段では知ることのできない
あと一歩奥の話をできるこの時間が大好きです。
みんなで昼食をとり
初座の終了です。
同じ釜の飯を食べた仲になれましたね 笑。
後座には、生徒さんだけでなく
ご新規さまも加わります。
後座からの様子はこの次にアップいたします。
~ 夏のお茶会 ~ 初座編
IN 名古屋