…前回の記事からの続きです。
花嫁修業のイメージがある茶道。
実は男の世界のものだったって知っていましたか?
今の形態の茶道は戦国時代末期の茶聖、千利休が作り上げ信長や秀吉など
多くの武将たちが茶の湯の世界に傾倒していきました。
時は流れ明治に入ると、開国維新の勢いで茶道などの伝統文化が一時衰退しましたが
昭和初期になると、財閥商社や鉄道会社のトップなどの間で茶道文化が再燃。
戦国大名と大手企業トップの「戦う男たち」には、何か茶道から通じるものがあったのでしょう。
一応私も末端の企業人として、強い男たちが茶道に傾倒した気持ちが少し分かります。
世の男性諸君、茶ガールに負けじと茶道に触れてみようじゃありませんか。
茶道には、さまざまな「生きるヒント」が隠されていますぞ!
例えば、少し教室で茶道をかじりながら、
仕事の激務の合間にとっていたコーヒーを抹茶に変えてみたり…
週末のサーフィンのあとで、浜辺で軽~く抹茶をたててみたり…
茶の湯における禅問答から、仕事のヒントを得てみたり…
または、茶道を通じて陶芸や歴史に趣味を広げてみたり…
実に幅広く楽しめます。
茶道が教えてくれる忠義や礼儀作法、そして精神統一や思考法は
絶対に「デキる男」には必要なはず。そう、かつての戦国大名や経済人が拠り所にしたように。
「武か数寄か、生か死か、それがますます問題じゃ!」