歴史やロマンが好きな方へ。
意外な茶道の魅力をご紹介しましょう。
○○○焼き
○○○ヒルズ
○○○イズム
東海地方の方なら半数近くの人は、○○○があてはまるはず。
さて、○○○の中にはどんなキーワードがはいるでしょう。
3 … 2 … 1 … answer!
そう、オリベ。
この名は戦国、江戸時代を生き抜いた“古田織部”から引用されています。
現在の岐阜県本巣市で出生したとみられる織部。
戦国三英傑、信長・秀吉・家康に仕えた勇敢な戦国武人の1人でした。
この三英傑の側近として群雄割拠の戦国時代を生き抜いたことだけでも
一体どんな人物だったのか、と興味をひかれます。
その一方で利休七哲の1人として、後に茶道界№1の大茶頭の地位に登りつめた茶人でもありました。
当時の茶道は、今と大分そのイメージは違っていてまさに最先端の文化そのもの。
大茶頭は今で言えば、文化庁長官や国立歴史博物館館長、そして敏腕CMプランナーや
イベントプロデューサー、その全てを兼任する立場のお方。そう、国賓級のとっても“イケてる人物”でした。
なぜ一介の武士だった古田織部が、立身出世渦巻く下克上の時代で
三英傑の側近として生き抜けたのか?
なぜ武人でありながら天下茶人、千利休の地位を継げたのか?
そこには、私たちを魅了して止まない人間力。
そして、閉塞感漂う現在なんて、とても比べものにならない程の乱世を生きた
さまざまなヒントが隠されていました。
次回は、そんな織部の魅力を“織部焼き”から紐解いてみましょう!
古田織部 「乙(おつ)!!」
「椿の会」はじめての茶道3回完結教室
IN 名古屋