晴耕雨読 (せいこううどく)
サッカーの岡田監督が、今後は監督を引退し
晴耕雨読 の生活が送りたいとコメントしていましたね。
晴れた日には山を下り、農耕に従い、
雨が降れば草庵で仏祖の書をひもとき、読書にあけくれる。
晴耕雨読の語は、濃州伊深の里で聖胎長養された頃の関山国師の日常を髣髴させる。
ある日突然勅使が下り、国師は召されて京に上ることになる。
知らぬとはいえ、そんな立派な国師に牛を使わせていた農民のなげきはつきないが、
国師の面目は、自然に随順して生きた伊深の里の晴耕雨読の生活にこそあろう。
「 椿の会 」