読むのは4回目の小説です

凄く悲しくて切ない話です
ラストは必ず号泣してしまいます
去年の新刊で加賀さんに嘘は通用しないという台詞があり、この小説を思い出しました


前原昭夫(47)は家に帰ったら7歳の女の子の遺体があり、息子の直己(14)が殺してしまったんです

昭夫と妻の八重子は大パニック!!!
肝心の直己はのんきにゲームしてるんです
自分がとんでもない事をした自覚がないんです

昭夫は近くの公園に遺体を捨てたり大慌て
なのに直己はお腹が空いたとハンバーグを食べてるんです
昭夫は直己に自首させるべきだと言うもの八重子が許しません

次の日、遺体は発見されて加賀刑事が担当になります
加賀さんは優秀だから前原家が怪しいとあたりをつけます
焦った昭夫と八重子はとんでもない計画をたてます
昭夫には72歳の母も同居してるんですが、母は痴呆を患っています
母がボケてるのを利用して、母が女の子を殺した事にしたんです

とんでもないクズですよ!!!昭夫も八重子も直己も!!!!

母が加賀刑事に逮捕されて、加賀さん、本当は母じゃないと分かってるんでしょう!!!

加賀さん、止めてよ!!!加賀さん(泣)
って涙が止まらなくなります(ó﹏ò。)

昭夫が母が逮捕されてるのを見て堪らなくなり、本当は違うんですと話します

加賀「息子さんですね」

と、加賀さんは、やっぱり分かってました、良かった、良かったよ(;´Д`)
加賀さんは前原家の誰も知らなかった真実を明らかにします

母は痴呆じゃないんです
ボケてるふりをしただけで普通の人でした
冷たい家族に耐えられずボケてるふりをしていたんです

直己は、ばーちゃんが殺した事にしたんじゃねーのか!!!と大騒ぎ、本当にクソガキすぎる(# ゚Д゚)
昭夫と八重子の子育ては大失敗ですな

加賀さんに嘘は通用しないという台詞がよく分かる内容ですね
読んだ後、いつも苦しくなるんだけど読み返してしまいます
人が生きていく上で大切な事が沢山詰まってる小説だと思います


最後まで記事を読んで頂き、ありがとうございますm(_ _)m