スクール水着+網タイツ | 文藝PIERROT

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サブカルに光あれ

 世の中にロリアイテムは数あれどスクール水着はその大多数が認める殿堂入り定番ロリアイテムです。一方、網タイツといえば大人の女性の必須アイテムであることは御承知の通りであると思われます。

 この相反するモーチーフを有するアイテムを組み合わせるという神をも恐れぬ所業、お子様カレーをビールの肴にしてしまうような前人未到の領域です。

 しかしね。これがまた中々どうしてイケるくちなのです。

 絶対有り得ないと思いつつも、しかし、よぉく考えてみるとバニーガールのビキニ部分がスクール水着へと変更されてしまっているわけなのですからね。型としてはさほど妙な取り合わせではないのです。

 問題なのはこの取り合わせを誰が着るのか。どのようなモデルが着熟すことによってその衣装萌え指数を最大限発揮することが出来るのでしょうか。

 僕は此処で敢えてのロリ年増がこれを着熟すべきであるという説を提言させていただきます。

 ロリ年増とは如何なる存在か、という読者の方々も居られるでしょう。ロリ年増とは、100年200年の年月を過ごしつつもその姿形は幼女の姿をしているというファンタジー系キャラのひとつ、例を挙げるのならば吸血鬼などがこれに当たります。

 このキャラは見た目が幼女であるにも関わらず妙に博識であったり年寄りむさいことを言ったりするわけです。幼女は可愛いものというのが定番であるにも関わらず、そこに年増な内面を持ち合わせるこのロリ年増であるからこそ、このスクール水着+網タイツという取り合わせにも違和感なく着熟す事が出来るのではないでしょうか。

 そもそもにこのロリ年増は見た目が幼女である為にスクール水着への順応性は言うまでもありません。そんな子ども子どもした容姿をしているというのに大人の魅力である網タイツを履いている。

 どうです、この概念を破壊し尽くす感覚。しかもロリ年増は年増であるがゆえにスクール水着に対して抵抗感を持っています。もしかしたらこの網タイツというのはその抵抗の表れかも知れません。

 抵抗しようとするもそれがまた不思議な味わいを生み出してしまっているこの感じ。堪らないものがあるとは思いませんか。