エレキベース初心者講座part1.5 値段別オススメベース

前回は低価格のベースのみオススメしましたが、初心者でも「自分はもっと予算ある！」って人もいると思ったので、今回は

1.　1万円～3万円

2.　3万円以上～5万円

3.　5万円以上～10万円

で、それぞれオススメのベースを紹介していきたいと思います。

1.　1万円～3万円

前回のBJB-1ももちろんオススメですが、バッカスのベースは他にも安くて良いものがあるので紹介します。

BJB-450 ALD/2万8千円程度

コイツは自分が高校にいってた頃メインで使ってたベースで、この価格でアルダー(高いギターやベースに使われてる材)ボディで、グロスネック(ネックの塗装)がしっかり施されています。だから湿度が高い日本でもネックが影響を受けづらく、買ってから3年経ちますが、未だにネックの調整をしたことがないです。

音は、買った当初はミドル(中音域)に延びが強く出ていて、それはそれで良かったんですが、弾き込みまくって1年半ぐらいからロウ(低音)がしっかり出てくる自分好みのベースに育ちました笑

バッカス特有の少しこもった音が嫌いじゃなければ、かなりオススメです。

前回ちょっとだけ紹介したんですが、今もまだ安いままだったのでこちらにのせます。

こいつの特徴としては、ターボスイッチが、掲載されていることですね。音がパワフルになります、ノイズも減ります、長く使っていく上でも不満が少なくすみそうですね。音は、BJB-450と比べるとクセが無く、扱いやすい印象があります。とりあえず3万程度で良いものが欲しいなら、コイツをポチっちゃえ笑

2.　3万円以上～5万円

正直に言うとこの価格帯は一番微妙かもしれない、コスパはバッカス、性能は後もう少し出したらもっと良くなるし、参考までに。

ネックがめっちゃ細く弾きやすい！さらにアクティブ回路(電池入れて音いじるやつ)がついててコイツ単体で音づくりがかなりできます。ただ、ネックが細いから反らないか心配笑

音はクセが無く、音づくりが前提なのかも。

コイツはアクティブとパッシブが切り替え可能で、より音づくりの追及ができます。ベース本体の音はローがよくでてベースらしく感じました。もちろん音づくり次第でミドルにコシを持たせたりも出来ます。ノイズレスでストレス無く弾けます。

3.　5万円以上～10万円

この辺りになると、モノによっては20万のに匹敵するくらい良いものもあります。

これは、島村楽器とフジゲンがコラボしてつくられたベースです。フジゲンというブランドは今までにフェンダージャパンやG&Lなどの楽器を作っていた過去があり、経験に裏打ちされた確かな技術でプロアマ含め、様々な人が使っています。

このモデルは全体的に音がフラットで非常に扱いやすいのと、フジゲンのサークルフレッティングシステム(フレットと指板が曲がっている)により、無駄な力が要らずに演奏することができます。

他社の高いベースもサークルフレッティングシステムに似たようなつくりになってはいますが、自分はフジゲンが一番弾きやすいように感じました。日本製、アッパレ。

Sire ベース各種　5万6千円~10万円くらい

全部オススメ！

というのも写真にも乗っているこの方！

ベースの神様、マーカス・ミラーさんがプロデュースしているブランドでご自身もライブで使用されています。もちろん同額のモノをです。ちょっと手を伸ばせばプロと同じ機材が手に入るなんて最高ですね！

マーカス・ミラーについては調べてもらったほうが早いと思いますが、簡単に言えばベース界のトップの方です。

Sireベースは他のベースと比べても、圧倒的に自由度が高いです。例えば、ミドルにもっとコシを持たせたいと思えば、ベース本体だけでコシを持たせることができ、ドンシャリサウンドを出したりもでき、本当に幅広い音づくりが可能になります。ツマミが多くてややこしそうと思っても、そのうち慣れます笑

買って後悔しないと思うので、予算に余裕があれば、オススメです。

フェンダーMIJ(メイドインジャパン)トラディショナル、ハイブリッド　各種9万以上～

今まではモダンなものを紹介して来ましたが、ここに来てフェンダーです。

というのもやっぱりフェンダーって鳴りがいいんです。ボディ全体で鳴るんです。

ボディ材を最も活かしているのは、やっぱりフェンダーです。

弾きやすく、だからこそしっかり鳴る、シンプルイズベストとはこのことですね。

最後に、ある程度高価なベースを買う場合、材の知識はあったほうが自分の理想のベースに早く出会うことが出来ると思います。

前にも書いた通り、ネットで買うこと事態は問題は無いかと思いますが、購入する前にしっかりと調べることをオススメします。