こんにちは、通 訳子です。
今回も、駆け出し通訳者のやらかしちゃった話をお届けします。
時々、なにを思ったか脳みそがフリーズする事があります。いつもなら、なんら詰まることのないような単語も急に「アレ!?ほら、あれよ、アレ!」ってなります。これはきっと脳がおばはん化しているのでしょう・・・。老化とは恐ろしい(笑)
今回の事件は医療現場。
これ、マジ恐ろしい・・・。正直大っ嫌いな分野です←おいおい!
人様のお命がかかってるわけで、誤訳は許されません。
いっつもめっちゃ緊張して、緊張して、緊張しすぎて単語がすっぽり頭から抜けるというやらかしをしました。
その単語とは!
「dizzy」
いやー、めっちゃ簡単な単語!!けっこう誰でも知っとるし、それが言えない自分に呆れましたもん(笑)もちろん意味が全く分かってないのではなく、「こーゆー状態よ!」と頭で分かってても言葉、日本語が出てこないんです。
緊張しすぎて、すっぽーんと脳みそから日本語が抜けてしまって、苦肉の策として口から絞り出した言葉はこちら。
「クラクラする」
通訳って怖い(笑)そんな言葉を発した自分にクラクラしましたわ。
dizzyの訳はもちろん「めまい」です。
でもあの時、どーしても「めまい」って単語が脳みそからはじき出されずに、必死に絞り出したのがまたまた擬音語(笑)これ、もー育ってきた言葉やから一生抜けへんねやろな
精進、精進。