高校は地元の公立高校に入学しました。


思春期という事もあり、アトピーの体を極力見せたくない思いから夏の半袖も着ることが出来ず汗をかき余計悪化するという状態が続きました。


そして高校生になって初めてアルバイトを始めました。

中華料理屋で出前と皿洗いをする仕事内容でした。

最初は特に体に変化は無かったのですが、皿洗いの洗剤がキツすぎたのか2、3ヶ月程で両手がボロボロになっていきました。


すると店長から「テレビでアトピーを完治させる病院を紹介していたよ。」とお話しして頂きました。

その病院はアトピーの方ならご存知の方も多いかと思いますが青森県の[薄場皮膚科医院]という病院でした。


帰って両親に相談をすると、すぐに連絡をしてくれて数日後には青森行きの飛行機に乗っていました。


当時はテレビの影響で朝イチに受付をして診察してもらうまで4、5時間程待つのが当たり前になっていました。

全国から重度なアトピー患者の方が来られているようでした。


長時間待って初診察。

ご高齢の先生で、適量を塗るのであればステロイドは悪ではない。と細かく説明してもらいました。

診察が終わるとベットで治療。

裸になり謎の紫の薬を全身に塗りたくられ、その上から何種類もの薬を重ね塗りをし、そして全身と顔にも包帯を巻かれミイラ状態に。


そしてその状態で近所のホテルにチェックイン。

そこのホテルは薄場の患者さんがたくさん泊まられているので見慣れた光景だったようですが、自分自身は恥ずかしさで一杯でした。。


結局1週間ほど滞在し、外出はホテルと病院の往復のみでした。

もちろん1週間ではたいした効果はありませんが、続けてみようという事で、毎月病院から薬を送ってもらう事になりました。(紫の薬は病院のみでの治療でした)

毎日、朝と晩に体に薬を重ね塗りし、そして上から綿下着を上下着て、その上から服を着る。


その暮らしを数ヶ月するとみるみる良くなり、最後は薬も塗らない体になりました。


夏には普通に海に行って楽しめる様になりあの地獄から解放された!と喜んでいました。


しかしそれから数年後…再び薄場に通うことになり……次回に続きます。