『カシスウー論』 ~新宿三丁目の『農家の台所』編~
こんにちは イイダテツヤです。
第57回『カシスウー論』は新宿三丁目にあるレストラン『農家の台所』編です。
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新宿通りと明治通りの交差点には「追分交番」という割合有名な交番がある。
本来、交番に有名も無名のないんだけど、
たぶん銀座の宝くじ屋の近くにある交番の次くらいに有名なのが追分交番である。
とにかくその追分交番から靖国通りに向かって10メートルくらい歩いたビルの4階に『農家の台所』はある。
『農家の台所』なんて名前をつけるだけあって、野菜がメインのお店だ。
コース料理の注文の仕方がけっこう変わっていて、
まず始めに「野菜・肉・魚」の割合を選ばなければならない。
たとえば「6・2・2」を選択すると、野菜が6割、肉と魚がそれぞれ2割のコースとなる。
そのほか、野菜ばっかりのコースもあれば、肉や魚の割合が高いパターンもある。
ちなみに、どのコースにもサラダバーがついていて、けっこうめずらしい野菜を食べることができる。
私が訪れたときは、ソルトリーフという初めからほんのりと塩味のする葉っぱとか、
ヤーコンという大根とサツマイモの中間みたいな野菜があった。
全体として「企画が先行しているなぁ」という印象は否めないが、
料理は概ねおいしいし、店の雰囲気も悪くないので、試しに一度訪れてみるのもいいだろう。
ちなみに、カシスウーロンもちゃんとあります。
まあ、一応ね。
農家とも、台所ともまったく関係ないんだけど、
『農家の台所』では、事業仕分けが話題にのぼった。
別にむずかしい話をしたわけではなく、
「ちょうどもうすぐ第二次の事業仕分けが始まるから、ちょっと見に行ってみようか」という話になったのだ。
事業仕分けを生で見ることって、なかなかないでしょ?
余程のモノ好きでもない限り、あんなものを見に行こうとは思わないし、
平日の昼間に見に行けるほど暇な人もそうはいない。
私としても、別に興味はないのだが、
白いスーツをビシっと決めた蓮舫が登場して、「これって無駄じゃないですか?」なんて厳しく詰問し、
おじさんたちをバッサバッサとやり込めるシーンを生で見るのもいいかもしれない、とは思った。
要するに、冷やかしですね。
つまるところ、暇なのかな・・・・
そんなわけで後日、日本橋にある事業仕分けの会場に朝10時半に集合してみると、
「すでに満員で入れません。お待ちになる方はこちらにお並びください」と係員に言われてしまった。
係員が指し示す方を見ると、会場に入れない人がすでに40人ほど並んでいる。
会場のキャパがどのくらいなのかはわからないけど、
とにかく満席で、そのうえ何十人もの人が、いつ入れるかもわからないまま待っているのだ。
世の中には、けっこうな数の「モノ好き&暇人」がいるのだ。
もちろんなかには事業の関係者もいるだろうが、私が見る限り、ほとんどが「モノ好き&暇人」の部類だ。
オカマがオカマを見抜くように、モノ好きにはモノ好きがわかるのだ。
みんなが並んでいる列の横にはスクリーンが設置されていて、
会場内の様子が中継されているのだが、残念ながら担当は蓮舫ではなかった。
蓮舫目当てってわけではないけど、どうせ見るなら蓮舫がいいよね。
いずれにしても、話の内容はほとんどわからないんだけど、
知らないおじさんの訳のわからん話ほど、つまらないものはない。
そんな列に加わり、いつ来るともわからない自分の番を待つ気にはなれないので、
「どのくらい待てば入れますか?」とさっきの係員に聞いてみた。
この手の質問にはまともな返答など返ってこないのが世の常だが、
案の定、「朝イチから来ている人は、けっこう熱心ですからねぇ」と微妙なにズレた返答が返ってくるだけだった。
そして、その係員はなぜかちょっと得意げだった。
「ウチの催し物はけっこう人気あるんですよ、ムフフフ」とでも言いたげな感じだ。
トンチンカンな係員に「ムフフフ」と言われてまで(実際には言われてないけど)、
だらだら待つ気にもなれないので、結局事業仕分けを見ずに、さっさと会場を出てきてしまった。
見てないなら、ブログのネタにするなよっ!
と、つっこみたいあなた。
たしかに、あなたの言うとおりだ。
そんな聡明かつ博識で、正しい判断力を持つあなたに質問したいのだが、
どうして国の借金が増えることが、そんなに問題なんでしょうか?
事情仕分けで税金の無駄遣いを減らすのはいいことだ。
それはよくわかる。
でも、その根本にある「国の借金は減らすべき」という本当の意味というか、しくみがいまいちよくわからない。
ニュースや新聞、インターネットを見ても、
未来の国民を苦しめるとか、インフレがどうとか、紙幣が紙きれになるとか、国の信用とか、財政破綻とか、
金利がどうこうとか、いろんなことを、いろんな人が説明しているんだけど、どうもいまいちよくわからない。
聞くところによると、税収は40兆円に満たないのに、国債は50兆円にもなるんだって。
人の暮らしで言えば、月収40万円に届かない人が、月々50万円の借金をするような感じだろうか?
たしかに、こりゃあ問題だ。
そんな暮らしを何十年も続けていたら、取り立て屋のこわ~いオッサンが毎日家にやってきて、
「おら~、金返さんかい!」とドアを蹴りまくるはずだ。
こわ~いオッサンにドアを蹴りまくられたりしたら、
それこそ事業仕分けなんてちまちましたことなどやってられない。
「はい、はい、全部やめ、やめ!」ってことになるだろうし、
子ども手当なんていって、金をばらまいている場合でもなくなるはずだ。
でも実際は、そんな雰囲気ではないみたいだ。
国の借金ってホントに問題なの? じつはそうでもない話なの? と首をかしげたくなる。
そこらへんの話を、もっと簡単に、
できればおもしろおかしく教えてくれる人がいればいいのにと、いつも思う。
その手の話は「わかる人にはわかる」みたいな話し方がされることがとにかく多い。
冷やかしで事業仕分けを見に行き、結局見ずに返ってくるくらいのレベルの人間にとっては、
何が、どう問題なのかがピンとこないまま、
「どうも、問題らしいよ」というあいまいな空気だけが上滑っていく。
民主党でも、自民党でも、鳩山でも、小沢でも、谷垣でも、桝添でも、何でもいいんだけど、
何が、どう問題なのかがわからないと、もうひとつ話が盛り上がらないんだよなぁ・・・
興味を持って、真面目に勉強しない私も悪いんだろうけど、
もうちょっと何とかならないものなのかなぁ・・・
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第57回『カシスウー論』は新宿三丁目にあるレストラン『農家の台所』編です。
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新宿通りと明治通りの交差点には「追分交番」という割合有名な交番がある。
本来、交番に有名も無名のないんだけど、
たぶん銀座の宝くじ屋の近くにある交番の次くらいに有名なのが追分交番である。
とにかくその追分交番から靖国通りに向かって10メートルくらい歩いたビルの4階に『農家の台所』はある。
『農家の台所』なんて名前をつけるだけあって、野菜がメインのお店だ。
コース料理の注文の仕方がけっこう変わっていて、
まず始めに「野菜・肉・魚」の割合を選ばなければならない。
たとえば「6・2・2」を選択すると、野菜が6割、肉と魚がそれぞれ2割のコースとなる。
そのほか、野菜ばっかりのコースもあれば、肉や魚の割合が高いパターンもある。
ちなみに、どのコースにもサラダバーがついていて、けっこうめずらしい野菜を食べることができる。
私が訪れたときは、ソルトリーフという初めからほんのりと塩味のする葉っぱとか、
ヤーコンという大根とサツマイモの中間みたいな野菜があった。
全体として「企画が先行しているなぁ」という印象は否めないが、
料理は概ねおいしいし、店の雰囲気も悪くないので、試しに一度訪れてみるのもいいだろう。
ちなみに、カシスウーロンもちゃんとあります。
まあ、一応ね。
農家とも、台所ともまったく関係ないんだけど、
『農家の台所』では、事業仕分けが話題にのぼった。
別にむずかしい話をしたわけではなく、
「ちょうどもうすぐ第二次の事業仕分けが始まるから、ちょっと見に行ってみようか」という話になったのだ。
事業仕分けを生で見ることって、なかなかないでしょ?
余程のモノ好きでもない限り、あんなものを見に行こうとは思わないし、
平日の昼間に見に行けるほど暇な人もそうはいない。
私としても、別に興味はないのだが、
白いスーツをビシっと決めた蓮舫が登場して、「これって無駄じゃないですか?」なんて厳しく詰問し、
おじさんたちをバッサバッサとやり込めるシーンを生で見るのもいいかもしれない、とは思った。
要するに、冷やかしですね。
つまるところ、暇なのかな・・・・
そんなわけで後日、日本橋にある事業仕分けの会場に朝10時半に集合してみると、
「すでに満員で入れません。お待ちになる方はこちらにお並びください」と係員に言われてしまった。
係員が指し示す方を見ると、会場に入れない人がすでに40人ほど並んでいる。
会場のキャパがどのくらいなのかはわからないけど、
とにかく満席で、そのうえ何十人もの人が、いつ入れるかもわからないまま待っているのだ。
世の中には、けっこうな数の「モノ好き&暇人」がいるのだ。
もちろんなかには事業の関係者もいるだろうが、私が見る限り、ほとんどが「モノ好き&暇人」の部類だ。
オカマがオカマを見抜くように、モノ好きにはモノ好きがわかるのだ。
みんなが並んでいる列の横にはスクリーンが設置されていて、
会場内の様子が中継されているのだが、残念ながら担当は蓮舫ではなかった。
蓮舫目当てってわけではないけど、どうせ見るなら蓮舫がいいよね。
いずれにしても、話の内容はほとんどわからないんだけど、
知らないおじさんの訳のわからん話ほど、つまらないものはない。
そんな列に加わり、いつ来るともわからない自分の番を待つ気にはなれないので、
「どのくらい待てば入れますか?」とさっきの係員に聞いてみた。
この手の質問にはまともな返答など返ってこないのが世の常だが、
案の定、「朝イチから来ている人は、けっこう熱心ですからねぇ」と微妙なにズレた返答が返ってくるだけだった。
そして、その係員はなぜかちょっと得意げだった。
「ウチの催し物はけっこう人気あるんですよ、ムフフフ」とでも言いたげな感じだ。
トンチンカンな係員に「ムフフフ」と言われてまで(実際には言われてないけど)、
だらだら待つ気にもなれないので、結局事業仕分けを見ずに、さっさと会場を出てきてしまった。
見てないなら、ブログのネタにするなよっ!
と、つっこみたいあなた。
たしかに、あなたの言うとおりだ。
そんな聡明かつ博識で、正しい判断力を持つあなたに質問したいのだが、
どうして国の借金が増えることが、そんなに問題なんでしょうか?
事情仕分けで税金の無駄遣いを減らすのはいいことだ。
それはよくわかる。
でも、その根本にある「国の借金は減らすべき」という本当の意味というか、しくみがいまいちよくわからない。
ニュースや新聞、インターネットを見ても、
未来の国民を苦しめるとか、インフレがどうとか、紙幣が紙きれになるとか、国の信用とか、財政破綻とか、
金利がどうこうとか、いろんなことを、いろんな人が説明しているんだけど、どうもいまいちよくわからない。
聞くところによると、税収は40兆円に満たないのに、国債は50兆円にもなるんだって。
人の暮らしで言えば、月収40万円に届かない人が、月々50万円の借金をするような感じだろうか?
たしかに、こりゃあ問題だ。
そんな暮らしを何十年も続けていたら、取り立て屋のこわ~いオッサンが毎日家にやってきて、
「おら~、金返さんかい!」とドアを蹴りまくるはずだ。
こわ~いオッサンにドアを蹴りまくられたりしたら、
それこそ事業仕分けなんてちまちましたことなどやってられない。
「はい、はい、全部やめ、やめ!」ってことになるだろうし、
子ども手当なんていって、金をばらまいている場合でもなくなるはずだ。
でも実際は、そんな雰囲気ではないみたいだ。
国の借金ってホントに問題なの? じつはそうでもない話なの? と首をかしげたくなる。
そこらへんの話を、もっと簡単に、
できればおもしろおかしく教えてくれる人がいればいいのにと、いつも思う。
その手の話は「わかる人にはわかる」みたいな話し方がされることがとにかく多い。
冷やかしで事業仕分けを見に行き、結局見ずに返ってくるくらいのレベルの人間にとっては、
何が、どう問題なのかがピンとこないまま、
「どうも、問題らしいよ」というあいまいな空気だけが上滑っていく。
民主党でも、自民党でも、鳩山でも、小沢でも、谷垣でも、桝添でも、何でもいいんだけど、
何が、どう問題なのかがわからないと、もうひとつ話が盛り上がらないんだよなぁ・・・
興味を持って、真面目に勉強しない私も悪いんだろうけど、
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