ありがとね!


「困った時は、いつでも言って下さね」 (笑)


ありがとう。


助けて貰ってばかりだな!


ほんと、ごめんなぁ!


「いや~良いんですよ!」


「僕も、少しですけど自分以外の事が


見えるように成りました」


・ ・ ・ ?


「僕は今までは、自己欲中心でした」


「ですから、自分が満足しない事は


一切やらなかったです」


「それに他人の事は、全く無関心でした」


「その結果、周りにいる人達も僕の事には


無関心でしたね」


「なぜ、俺の事を嫌うんだと思っていましたよ」


「だから、そんな人達の事が大嫌いでした」


「だから僕がこうなったのも、皆の所為だと本気で


思っていましたね」


「その当時は、チームワークだ、協力だ、助け合いだ


この言葉が一番嫌いな言葉でしたよ」


「誰も一緒にしてくれないんで、自分の事は


全て自分1人で行いましたよ」


「また何とか1人で出来るものですから、


天狗になって皆を見下していましたね」


「俺は、何でも出来るんだぞ!


お前らの助けなんか要らないんだ!と」


他人の事より、自分の事が一番見えて


無かったんだね。


「はい」


誰でも、自分の姿を見る事が出来ないけど。


でも、どうやって自分の事が分かったんだい!


「隣に居た同級生に、あいつ最低な奴だなと


言ったら、君も同じ事してるじゃないのか!と」


「言われた時は、言った隣の同級生に怒りを


露わにしたけど、何故かその言葉が頭に


残ったんです」


そこから、何かに気付いたのかい?


「はい、それ以来最低な奴の言葉や行動が


気になり、盗み聞きしたり、盗み見して


自分と照らし合わせて見てました」


で、如何でした?


「最低な奴も、僕と同じで周りから浮いている


状況で、誰からも見向きされていなかったですね」


「時間は掛かりましたが、自分と似ている事と


自分が最低な奴に対して感じ思えている事が


皆も自分に対して、同じ事を感じている事が


分かったのです」


そうか、最低な奴が君にとって反面教師だったんだね。


「そうだと思います」


でも良く自分の事、冷静に見れたね。


「最初は、あんな奴と俺が同じ人間!冗談じゃない!!」


「しかし、奴を見ていくうちに僕との共通点が有る事に


気付いてから、納得したくないけど頭にきたけど


悔しいけど、自分の姿とラップするよになりましたね」


自分の事が嫌に成らなかったかい?


「嫌いになるというか、自己嫌悪になり


次第に少しですけど、周りの人達の事が


見えるようになりました」


周りの人達に対しての態度は、変わったのかい?



・ ・ ・ つづく