師走の京都を歩く旅(1) | 魚との対話

師走の京都を歩く旅(1)

私は、12月13日(木)~15日(土)に掛けて「遊子の会」の仲間15名と師走の京都を歩く旅(東海ツアーズ・フリータイム2泊3日)に参加した。

京都に精通する「遊子の会」主宰者YUさんの至れり尽くせりのガイドで、「ホテル近鉄京都駅」を拠点に

洛中・洛北・洛東・洛南を歩き回り、何と万歩計は1日目13000歩、2日目19000歩、3日目14400歩を表示した。

その甲斐あって、私は京都の自然・町並み・神社仏閣・食・・・・を満喫し、歴史ある京都を身近に感じることが出来た。

YUさん、ありがとうございました。


1日目 12月13日(木) 晴れ


行程


 館山→(高速バス)→東京→(新幹線のぞみ)→京都→ホテル近鉄京都駅→錦市場→四条大橋(鴨川)

 →祇園甲部歌舞練場→錦市場池政で夕食→土佐稲荷・土佐藩邸跡→先斗町→ホテル近鉄京都駅


旅の模様


霜が降り氷が張る寒い朝、8時30分に家を出る。東京駅へ向う9時館山駅発の高速バスに乗る為である

。旅の仲間は館山駅の他に九重駅前、富浦枇杷倶楽部で乗車することになっている。

ここで、千倉駅前から館山駅へ向っている高速バスに車両故障のトラブルが発生する。

少しして九重駅前を出発したとのアナウンスにほっとする。

九重駅前からはKさん夫婦が乗車することになっている。

しかし、待てど暮らせどバスはやって来ない。

遂に9時30分に代替バスが出ることになった。

しかし、我々はKさん夫婦を置いて乗車する訳にはいかない。

全員が12時東京駅発ののぞみの座席指定券を購入している。

間に合うだろうか???

皆にイライラが募るばかりの中で、九重駅前を出発したとのアナウンスがうそであったことが分かり、

KANさんの怒りの抗議が係員にぶつけられる。

「・・・正確に伝えてくれれば、私達はKさん夫婦を迎えに行くなど対応出来たのです。・・・・・」

その通りだと私も思った。


Kさん夫婦を乗せた高速バスは9時40分にやって来た。

ぎりぎりで間に合うかも知れない。

途中、垣間見える冠雪の富士山が我々の気持ちを和らげてくれる。

11時40分東京駅に到着。

のぞみの指定車両には発車5分前に辿り着く。


のぞみの車中では、例によって食べ物が飛び交い、富士山の絶景を楽しみ、大山から伊吹山までミスター

アウトドアKさんの説明にうなずく。

かくして、我々は京都駅に予定通り到着したのである。


今回の旅の拠点であるホテル近鉄京都駅でチェックインしてから、地下鉄で四条烏丸に出る。

町並み散策のスタートに当たり、YUさんから迷子にならない為に班毎に行動するようにとの指示が出る。

班とは5人ずつの3班で夫婦者と同室の3人のコ(古)ギャルで構成され、夫が班長で自分の班に目配りを

きかせる役割をになう。


先ずは、京都の台所錦市場を訪れる。アーケードの突き当りにある錦天満宮まで、京都の食材を興味

津々の思いで眺め、時折り試食試飲を楽しみ、「2班 番号! 1、2、3、・・・・」などとおどけながら歩く。



魚との対話-錦市場
錦市場



魚との対話-錦天満宮
錦天満宮


夕食は錦市場の池政でとることになったが、時間があるので、YUさんは祇園甲部歌舞練場までの町並み

を案内してくれる。

四条通に出て高瀬川から鴨川に架かる四条大橋を渡り、南座を過ぎ一力茶屋で右折して花見小路通の

祇園の町へと進む。

祇園は夕闇に祇園提灯が映えて中々の風情があった。甲部歌舞練場は都をどりが披露される所という。



魚との対話-祇園 夕闇の祇園



魚との対話-祇園 昼間の祇園  12月15日撮影



魚との対話-南座
南座   父を亡くした中村勘九郎・七之助兄弟の名前が見える。


再び錦市場に戻り、池政で京野菜がきれいに盛り付けられたおばんざいを食す。おばんざいとはおかずの事だと店の人は言う。

夕食後は、YUさんの粋な計らいで先斗町のジャズ喫茶ハロードーリーに寄ることになった。


細い路地を潜り抜け河原町通から木屋町通を横切り先斗町に出る。

途中、この辺りは龍馬が新撰組に追われて逃げ込んだ所ですよ、と話す土佐稲荷で龍馬の像や特大写真を見る。また、高瀬川に架かる橋のたもとで土佐藩邸跡なる石柱を見る。

しかし、お目当てのハロードーリーは満席で入店はかなわなかった。

それにしても先斗町は、細い路地に鰻の寝床と形容される飲食店がひしめいている所だ。

YUさんの言う祇園は銀座、先斗町は新宿の例えが納得出来る。



魚との対話-先斗町 先斗町でのちょっと粋な光景


遊び心 : ガス灯に しぐるる背中 先斗町  子涼作


ホテルへの帰路はバスに乗った。京都駅が近づくにつれて、夜空に浮ぶ京都タワーがどんどん大きくなって行く。東京タワーを見慣れている私には異容だ。後で知る「ろうそくを模した形」に納得する。

到着した京都駅では、巨大なクリスマスツリーと光の大階段が迎えてくれた。

かくして、京都町並み散策の1日目は終わったのである。  つづく


追記

 私は旅から帰ると、自称専属カメラマンとして、パソコンに写真を取り込み配布の準備をするのだが、

 今回は遊び心いっぱいのスナップが多いのに気付いた。

 そこで、旅を振り返っての俳句と共にそれらを遊び心として記そうと思う。