高校カッター 関東・東海大会 | 魚との対話

高校カッター 関東・東海大会

6月23日(土)、全国水産・海洋高校のカッターレース大会の出場をかけた「関東・東海地区代表選考会」が館山港で行われた。

会場は自宅から車で5分、これからソーダガツオ釣りで大賑わいとなる館山港耐震岸壁である。

この大会を房日新聞で知った私は、9時半からの予選の第一レースに間に合うように家を出た。


岸壁は梅雨空で肌寒かったが、円陣を組み気合を入れる高校生で活気に満ちていた。

参加校は6校で、500m折り返しの1000mのコースでタイムを競い合い、上位4校が全国大会の出場権を得るという。

私のお目当ては、地元の県立館山総合高校と国立館山海上技術学校である。


第一レースが始まった。館山総合対都立大島国際海洋高校である。



魚との対話-高校カッター関東・東海大会 第一レース 館山総合対大島海洋


私は堤防での釣りの際、館山海上の生徒のカッター訓練をよく目にしていたが、レースともなると迫力たっぷりである。

勝負は終始リードした館山総合が勝つ。レースが終り先に岸壁に上がった館山総合の生徒は、整列して

大島海洋のカッターを拍手で迎えてから海に向って一礼してその場を離れた。

何とも気持ちの良い光景である。



魚との対話-高校カッター関東・東海大会 第一レースでの館山総合  この姿勢が推進力を生む


カッターを漕ぐということは、並大抵のことではないことを私は知っている。

かつて、千葉市在住の頃、稲毛ヨットハーバーのマリンフェスティバルでカッター漕艇体験会に参加して漕いだことがある。海洋少年団の手助けで舟は何とか進んだが、何せオールは長くて重い。

10回も漕げば休憩が必要となった。



魚との対話-高校カッター関東・東海大会 第二レース スタート地点に向う焼津水産  オールは長くて重い  艇指揮や艇長は女生徒が多い


第二レースは静岡県立焼津水産高校対愛知県立三谷水産高校で、焼津水産が勝つ。

第三レースは地元同士の対戦となった。即ち館山総合対館山海上である。

スタート地点に向うウォーミングアップと思われる館山海上の漕ぎっぷりを見て、私はど素人ながら館山総合危うしと思った。

レースの結果は、折り返し点(築港)で館山海上が少し早く回り、白熱したレースとなったが、僅かな差で

館山海上が逃げ切った。

私は兄や弟の出身高校である館山総合(旧安房水産高校)を密かに応援していたので残念に思った。



魚との対話-高校カッター関東・東海大会 第三レース 館山総合対館山海上  往路



魚との対話-高校カッター関東・東海大会 第三レース 館山総合対館山海上  復路


里帰りのでそんかみの娘母子も同行したが、第一レース後肌寒いので車で待機することになった6ヶ月の初孫が飽きてしまったというので家に戻った。

しかし、その後の結果が気になる私は、15時10分からの決勝に間に合うように、今度は一人で家を出た。

岸壁に着くと何やら様子がおかしい・・・・・・・・。何ということかレースは終わっていたのである・・・・・・・。

前の区長や会計係も来ていて、同じく嘆いていた。うらめしや房日新聞である。


気を取り直してレース結果を見に行った。 館山総合優勝とある ???

よく見ると顛末は次のようであった。

予選の結果は1位館山海上、2位焼津水産、3位館山総合、4位大島海洋。

準決勝で館山海上が大島海洋を、館山総合が焼津水産を破り、決勝で館山総合が館山海上を破ったとある。即ち、館山総合の大逆転の優勝という訳である。

さぞかし、感動的であったであろう。


全国大会での健闘を祈る !!