安曇野おひさまロケ地と武田勝頼終焉の地景徳院(1)
好天にに恵まれた9月29日(木)~30日(金)にかけて、「遊子の会」の秋の一泊バスツアーが、24名が参加
して執り行われた。主宰者YUさんの記したタイトルは「初秋の信州(安曇野)を訪ね、癒しの横谷温泉に泊まり
景徳院で武田氏終焉を偲び、うかい鳥山で贅沢な昼食!」である。
一日目 9月29日(木)
行程は次の通り。
NHKの朝ドラ「おひさま」ロケ地その1・大王わさび農場→ロケ地その2・中山高原蕎麦畑→ちひろ美術館・碌山美術館・穂高神社→ロケ地その3・道祖神、茅葺き屋根の農家、水車小屋のある風景→横谷温泉旅館宿泊
車中では、通例食べ物が回ってきたり、バスガイドや添乗員顔負けのYUさんの話が聞けるので飽きないのだが、この日は先ず、民話の達人Sさんからの結び文を各人が手にした。
そこにはSさんが好きな格言や短歌等が記されていた。一人一人読み上げたのだが中々粋である。
私が手にした結び文は次の通りである。
「一人は皆のため、皆は一人のため」サウンドオブミュージック、トラップファミリーの次女マリアの言葉。
YUさんが「秋山が深まる甲州街道・・・・」などと洒落たことを言った後、これから訪れる大王わさび農場の名前の
由来となった八面大王について、ミスターアウトドアーのKさんから話があった。
先般、Kさん夫妻は北アルプスの燕岳に登った後、安曇野を訪れ八面大王について取材して来たようで、話の中味はとても濃いものであった。
民話や地名、史実の混じった長い話だったが、「ここまでが第一話、次は第二話・・・・」と区切りを付けて話されたので、さながらレポートに接しているようで、よく理解出来た。
八面大王 : 桓武天皇(西暦785~805年)の頃、安曇野を治めていた首領。
全国統一をめざす中央政権の坂上田村麻呂の率いる軍勢と戦うも、山鳥の三十三斑の尾羽で作った矢にあたり
倒れてしまう。八面大王は余りに強かったため、再び生き返らぬように遺体はバラバラにされて埋められた。
大王農場の一角には胴体が埋められたと言われており、現在は大王神社として祀られている。
Kさんは、八面大王は中央から見れば逆賊だが、この地では住民を守って倒れた英雄だ、と締めくくった。
バスはNHKの朝ドラ「おひさま」のロケ地その1・大王わさび農場に到着。
先ずは、レストランで自由昼食。私はわさび丼と蕎麦のセットを食す。わさび丼は、ご飯の上にすりおろした生わさびと削り節がのっているので、醤油をかけてさっくり混ぜて食べるシンプルなものだが結構美味しかったので、
私は、友人へのお土産に生わさびを買った。
わさび田 : 遮光ネットが張り巡らされていた。
大王神社 : 八面大王の胴体が埋められたところと言われている。
万水川(よろずいがわ)と蓼川(たてがわ) : 絵に描いたような美しい景色である。
水車小屋 : 黒沢明監督の映画「夢」のロケ地となった。
蓼川沿いを進むと水車小屋に出くわす。黒沢明監督の映画「夢」のロケ地となった水車小屋だと言う。
さらに少し進むと陽子が蕎麦屋を営むお店と思われるロケセットがあった。それは、テレビの映像とは大きく違う
お粗末なものであった。一方、水草ゆれる清らかな川では、カヤックやクリアボートで水上散歩を楽しむ人々が
見られた。
バスは大王わさび農場を辞し、2番目のロケ地中山高原の蕎麦畑に向う。そこは、大町スキー場跡とあって
だいぶ離れた所にあった。予想通り時期遅く「高原の白い絨毯」の景色は見ることは出来なかった。
再び安曇野の町に戻り、4人をちひろ美術館(絵本)で2人を碌山美術館(彫刻)で降ろして、我々は安曇野の
祖神という穂高神社に向う。そこにはパワースポットとなった大杉があり、皆それぞれにパワーをもらう。
安曇野ちひろ公園 : ちひろ美術館の周囲に広がる公園
穂高神社のパワースポット : 大杉(パワースポット)からパワーをもらうTさん夫婦
さて、バスは美術館の6人を拾い最後の訪問地であるロケ地その3に向う。
そこには道祖神・茅葺き屋根の農家・水車小屋があり、今にもタケオが出て来そうな風景があった。
ロケ地その3 : 道祖神・茅葺き屋根の農家・水車小屋のある風景
ロケ地その3 : 蕎麦畑が広がり道端にはススキがゆれていた。
それから安曇野では、車窓から東光寺の山門と開運の大きな朱色の下駄を見てからスイス村に立ち寄り土産を買い求める。そんなこんなで宿泊先の横谷温泉旅館に到着したのはすっかり暗くなってからであった。
早速渓谷のせせらぎを聞きながら露天風呂につかる。
舞台付きの大宴会場での夕食では、蕎麦打ちの実演があった。この蕎麦実に美味かった!!
宴会で次々と舞台に上がるコ(古)ギャルは実に歌が上手である。
宿泊旅行では初の舞台デビューとなるNさんは、浴衣の裾をちらちらめくりながら小柳ルミコの「いまさらジロー」を歌い皆の喝采を浴びる。新しいスターの誕生である。
コギャルパワーはこれでは終わらない。YUさん予約済みのカラオケスナックでの二次会へとなだれ込みさらに
歌いまくる。最後に私とAさんの音頭で「365歩のマーチ」をスナック中を皆で歩き回りながら歌い、やっと御開きとなった。その時、時計は23時40分を指していた。
私は夕食後は殆ど居眠り状態の日々を送っているので、この夜はやっとの思いのお付き合いであった。
聞くところによると、その後コギャル達は予備の部屋で1時まで3次会に興じていたと言う。
「遊子の会」のコギャル達は不良である。 つづく







