安房神社周辺ハイキング | 魚との対話

安房神社周辺ハイキング

昨年、30年振りに自動車を運転することになった私は、すっかり歩かなくなってしまった。

今年は意識して歩こうと思っていた矢先、房日新聞に館山ハイキングクラブが1月10日(月)に安房神社周辺

ハイキングを催すとの記事が載った。

行程約9キロのコースを見て、これは行ってみたいと思い参加することにした。


晴れるが寒く風が強いとの予報に、私は毛糸の帽子・ウィンドブレーカー・中着といった防寒対策に身を固めて

歩いたが、午後からは汗ばんでくる陽気となった。

コースは農漁村のたたずまいを味わいながら、そこに散在する社寺や記念碑を巡るというものであった。

64人の参加者の中で、誰か知っている人はいないかなぁ~、と思っていたらやはりいた。

一人は家庭菜園の仲間のTさん(男性)、もう一人は「遊子の会」の仲間で、かつてトライアスロンの選手だったと

いうTさん(女性)である。

お陰で、メインガイドの金久さんの説明を聞く以外にも何かと話を交わしながら楽しく歩くことが出来た。

しかし、昼食をはさんで4時間の平坦なコースを歩き終わった時、足に疲れを感じ、日頃のウォーキング不足を

思い知らされた。


それでは、ハイキングコースを振り返り、写真を交えて書き留めておこう。


安房神社参拝~布良崎神社


館山野鳥の森駐車場を10時に出発。先ずは安房神社に参拝する。

安房神社は安房国の一宮で旧官幣大社。

布良崎神社は旧郷社、境内からは一直線上にある二つの鳥居越しに富士山が見えるという。



魚との対話-布良崎神社

布良崎神社


布良小谷家住宅→青木繁海の幸記念碑


小谷家は、明治時代の洋画家青木繁が逗留して構想を練り、名作「海の幸」を製作した所。

青木繁記念碑に立つと、大島が間じかに見える。記念碑の下は阿由土の浜といい、そこはかつて館山ユースホステルが立ち、ドラマビーチボーイズのロケ地だったという美しい浜だ。



魚との対話-青木繁記念碑

青木繁海の幸記念碑  大島が間じかに見える。


布良漁港→マグロはえ縄船・安房節発祥の地記念碑


布良鼻燈台・男神山・女神山を横目に海岸線を歩き布良漁港へと向う。

布良漁港では検潮所と朱色のアロエの花に出合う。

布良・相浜地区は、元禄大地震と関東大地震で大きな津波被害を受けており、検潮所は重要な役割を果たしているという。



魚との対話-アロエの花

布良漁港  アロエの花


布良漁港を少し進み、マグロはえ縄船・安房節発祥の地記念碑を見学する。

房日新聞によれば、この地区は江戸時代、紀州から移り住んだ漁民がマグロはえ縄漁を伝え明治時代に栄えた。遭難も相次ぎ、漁師たちが厳しい自然と格闘しながら士気を鼓舞するために歌ったのが「安房節」だという。



魚との対話-安房節記念碑

マグロはえ縄船・安房節発祥の地記念碑


相浜漁港(昼食)→相浜神社


相浜漁港にさしかかった所で、テレビで見たことのあるナマダ干しの光景に出くわす。ナマダとはウツボのことである。



魚との対話-ナマダ干し

ナマダ干し


当初の予定の相浜海岸から風除けの出来る相浜漁港で昼食をとる。その後、相浜神社へ。

それは浪除(なみよけ)神社と呼ばれ、漁業の神社だという。


巴橋→犬石神社→金蓮院→小塚大師


海辺を離れて以後陸を歩く。何やらへんてこな実を沢山つけた木々に出くわす。参加者の一人がキンポウジュの

木だと言う。家に戻り調べてみたら別名ブラシの木であった。


巴橋は市内で唯一残された石積み式のアーチ橋。但しアーチは一つ。

姥神社から犬石神社とローカル色たっぷりの神社を巡った後、金蓮院(こんれんいん)へ。

金蓮院は安房国札観音の第29番霊場で真言宗のお寺。

それから小塚大師に参拝後、館山野鳥の森駐車場へ。到着したのは14時であった。


小塚大師は、弘法大師が創建したと伝えられている真言宗の寺院で、関東厄除け三大師の一つ。

この日も露店が並び賑わっていたが、21日は初大祭で例年大変な賑わいだという。



魚との対話-小塚大師

小塚大師  関東厄除け三大師の一つ