師走の南房総路 | 魚との対話

師走の南房総路

クリスマスの夜、地域の方々と小さな旅を楽しむサークル「遊子の会」を主宰するYUさんから電話が入った。

「明日(26日)千倉の美味しいラーメン屋を案内するよ・・・・・・、昼前に迎えに行くから・・・・・・」


迎えの車は2台もやって来た。一夜明けたら、ラーメン屋さんへの同行者は8名に膨れ上がっていたのである。

車は白浜の海岸線を進む。穏やかな暖かい日和にキンセンカが勢いよく咲いている。


千倉の美味しいラーメン屋さんに到着。「房州らーめん」と書かれた大きな看板が掲げられている。

目の前には山を背にストック畑が広がり、春を先取りするかのように満開の区画も見られる。



魚との対話-房州らーめん前のお花畑

千倉 房州らーめん屋前のお花畑


我々は予約席に通され、「房州ラーメン」のTさん夫妻より恐縮するほどの歓待を受ける。

T夫妻は、「遊子の会」の新年会に参加され、「ラーメンの味・体験談」を話される予定と聞く。

さて、美味しいラーメンを食べながら、話題は今朝のNHKテレビで放送された鋸南町のスイセンの話に

なった。

山の斜面に咲くスイセンを背景に嫁と姑が立ち、嫁は山一面に真白なスイセンを咲かせたいと夢を語る。

何と、その姑は「遊子の会」のメンバーであるAさんの母で、嫁は弟の妻だと言う。


次は海と花の写真を撮りたいと言ったら、YUさんは白間津のお花畑を案内してくれた。

そこには千倉らしい光景が広がっていたが、ストックは満開の一歩手前であった。

いずれにしても、師走の南房総路は花の季節到来である。



魚との対話-白間津のお花畑

白間津のお花畑


YUさんのサービスはさらに続く。車は白浜の海岸線から山道に入る。

間もなくマテバシーのトンネルが現れた。これは写真スポットだ!!

マテバシーの森を過ぎると今度は山を背にした傾斜地や畑に笹竹の温室がボコボコと現れる。

館山市畑(はた)のセンリョウ栽培の光景である。独特の趣があり、これも写真スポットだ!!


YUさんは、ここで車をとめ、里見氏が結城の合戦に破れ三浦半島から白浜に上陸して、その後九重(ここのえ)の稲村城に移るまでの歴史を里見八犬伝にからめて話してくれた。


それから車は千倉の小松寺に入る。山に囲まれた境内は、賑わった紅葉の時期も終わり、静寂そのもので

ある。ここでもYUさんは、小松寺の歴史と小松寺に伝わる七不思議を話してくれる。

このように、いつもいながらにして房総の歴史を学べるのは、大変ありがたいことである。  おわり