ジャガイモの植え付け
寒起こしをしてから約1ヶ月後の3月11日(水)、堆肥と腐葉土の袋を畑に並べていると隣組の
SさんとYさんが心配げに顔を出した。
硬い塊状態なので堆肥と腐葉土をばらまき、混ぜ合わせて細かいさらさらした土にしようと思って
・・・・・・、と話したところYさんはうちの耕運機を使えばいい、と言ってすぐ持って来て手取り足取り
して運転の仕方を教えてくれた。
SさんとYさんの奥さんと女房もやって来た。
大ギャラリーの視線を受け、人生初めての体験で私の額には汗がにじんで来た。
でも、お陰様で約11坪の畑の土は、細かく砕かれ瞬く間に立派な畑に変身したのであった。
Sさんのアドバイスにより、私は早る心を押えて1週間後の18日(水)、満開のモクレンとハクモクレンに
囲まれた畑で、初めての野菜づくりジャガイモの植え付けをしたのである。
Sさん宅の満開のハクモクレン 3月19日撮影
ジャガイモの植え付けを終えた我家の畑 3月19日撮影
何時の間にかxx兵衛さんが現れた。
xx兵衛さん(屋号)は、私の家の前にも畑を持つ以前はプロの農家の未亡人で、大きな明るい男言葉で話す。
私は先ず、60cm間隔で縦に2本のロープを張った。
そして、1本目のロープに沿って深さ15cmの溝を掘った。計測は手製の目盛り付きの棒である。
大きな声がした。「いい加減でいいだよぉ~」
女房は種のジャガイモを芽の数が同じになるように二つに切り、切り口を発泡スチロールの箱に入れた草木灰
に押し付けた。
xx兵衛さん、今度は「貸してみやっしぇ~」と言って種のジャガイモを2~3等分に切り、ビニールの袋に草木灰
と一緒に入れて袋を激しく揺り動かした。
それから移植ゴテを尺にして、溝に30cm間隔で切り口を下にしてジャガイモを置いた。
再び大きな声がした。「いい加減でいいだよぉ~」
次にもう一方のロープ沿いに深さ15cmの溝を掘った。その際、掘った土はジャガイモが置かれた溝に
放り投げた。土をかぶせるためである。この時は大きな声は飛ばなかった。
数日前、xx兵衛さんの植え付け作業を盗み見てなるほどと真似たからであろう。
そして、イモとイモの間に一握りの化成肥料(8:8:8)を置いた。
かくして、3kgのジャガイモ(男爵)が4列(各5m)に植え付けられた。
女房は、もう誰、誰さんの所に持って行こう等と言っている。
果たして無事収獲できるだろうか。大いに楽しみである。

