皇居東御苑 | 魚との対話

皇居東御苑

9月21日(日)、一度は訪れたいと思っていた皇居東御苑に行ってみた。

二の丸地区の二の丸雑木林を中心に、秋の野草を観察しようとの魂胆である。


11時40分、大手門から入り道なりに進むと白鳥濠に出る。

石垣を背にしてススキヒガンバナが現れ、秋の風情を感じる。

白鳥濠の前に広がる二の丸雑木林は、昭和天皇の御発意により造成された雑木林だという。


休憩所前の秋の七草コーナーをのぞいてから、奥に進むとノダケノハラアザミに出くわす。

山野の風情たっぷりである。



ノハラアザミ  ノハラアザミ


ここで、予想以上に早く雨が降って来た。

私はプリントアウトしてきた花だよりから、目標をカリガネソウ・ツリガネニンジン・タイワンホトトギス

に絞ることにした。

傘を差して進み、何とかカリガネソウを見つけることが出来た。その花の形は独特で、5枚ある下の

花弁が特に長くなっており、しべが弓なりに長く飛び出していた。

少し進むと二の丸池に出た。

池の辺にはヒガンバナがいい加減に咲いていた。また、池の中には黄色い花が沢山咲いていたが、

ヒメコウホネだという。



カリガネソウ

カリガネソウ



ヒガンバナ

ヒガンバナ


池の端の小高い斜面で、見事に咲いたヤブミョウガの群生に出くわす。

さらに遊歩道を進むと、諏訪の茶屋の近くでエノコログサの中にシロバナマンジュシャゲが咲いていた。

緑と白の対比が美しい。

雨は止むどころか傘なしでは歩けない状態になったので、雑木林を通って休憩所に戻り、おにぎりの昼食を

取った。


雨の為、カメラをバックにしまい、プリントアウトしてきた花だより案内図を見ながら、再び雑木林に向かい

ツリガネニンジンを探した。

やっと見つけたツリガネニンジンは、鐘形の青紫色の花が下を向いて咲いていた。

目的を果たした帰り道、これがセンニンソウかぁ~、ウドかぁ~、ヌスビトハギかぁ~等と名札で確認しながら

休憩所に戻った。


残るはタイワンホトトギスである。それは大手門に向う途中の同心番所と三の丸地区の休憩所の中程に

あった。私が見たことのあるホトトギスとは少し趣を異にしていたので、未練たらしくバックからカメラを取り

出して写真を撮った。



タイワンホトトギス

タイワンホトトギス


今回は雨に降られ、写真は少ししか撮れなかったが、皇居東御苑は野草の宝庫であることが分かった。

14時30分、会社時代の友人との私の送別会を兼ねた食事会に参加する為、大手門を後にした。