サギソウ展
サギソウは日当たりの良い湿地に生える多年草であるが、自生地の開発や乱獲により
各地で減少し絶滅危惧種のひとつに挙げられている、という。
そのサギソウ展が8月3日(日)まで花の美術館(千葉市美浜区)で開催された。
私は、8月1日(金)朝一番で花の美術館に入った。
サギソウはアトリウムの一角に鉢に植えられて、並べられてあった。
ヒョロヒョロと伸びた茎の先端に小さな白い花を付けていたが、写真目的の人以外からは見過ごされて
しまいそうである。
しかし、シラサギが羽を広げて飛んでいるように見える姿は、カメラレンズを通して見ると、さらに魅力的
である。
私は一眼レフで撮るのは初めてであるが、先ずは忠実に記録しようと思った。(写真ー1)
さらに背景を意識しながら、クローズアップでも撮った。(写真ー2)
帰り際に写真の先生格のHさんも、やって来た。
その夜、メールで送られて来たHさんの写真は、背景が真っ黒でその幻想的な出来ばえに感嘆する。
写真ー1 8月1日(金)撮影 花の美術館にて
写真ー2 8月1日(金)撮影(トリミングあり) 花の美術館にて
8月3日(日)、Hさんのような背景が真っ黒な写真を撮ろうと、昼近くに再び花の美術館へ行った。
この日はサギソウ展の最終日とあって、多くのカメラマンで賑わっていた。
中には仲間でやって来て黒いレフ板を背景にして撮っている人達もいた。
Hさんも写真展を見た帰り、と言って顔を出したが、すぐ帰られた。
私が想い描いて来た条件で撮っている内に、サギソウに陽が当り出した。
チャンスとばかりに、色の濃い背景を選んで撮ったのが写真ー3である。
写真ー3 8月3日(日)撮影 花の美術館にて
喜んだのもつかの間、タムロンレンズ28-300mmのズームがきかなくなってしまった。
サギソウ展に来る前に、草野水路でヒマワリを撮っていて、三脚が風で転倒してしまい心配していたのだが、
やはり、それが現実のものになってしまった。
キタムラに修理に出し、がっかりしていたところ、夜Hさんからメールで届いた写真はよく似ていた。
ついに同じような写真が撮れたのである。
すこし、がっかりが和らいだのであった。


