男の料理 | 魚との対話

男の料理

東京東高円寺にお住まいのTさんは、リタイヤー後料理教室に通い、今や土日には料理当番を

こなすまでになったという。

私とは会社の一年先輩で、かつては仕事に遊びに競い合った仲であった。


今年の2月、Tさん宅にて食事会があり、かつての会社仲間5人が集い料理の腕前が披露された。

そこで一同、品数の多さと全ての料理の美味しさに感嘆の声を上げたのだった。


スーパーの惣菜部に勤め、日頃料理番組をよく見る妻は、自分もTさんの料理をぜひ食べたいと言う。

9月22日(土)妻の願いはかない、私共夫婦は東高円寺のお宅に招待された。

Tさんは終始台所に立ち、出来上がると料理を運んで来る。

それを奥様と私共夫婦がお客様よろしくいただくのである。味は中高年向きで、全て大変美味しかった。

そして、普通の素材を使用しているところに確かな腕前を感じることが出来る。



男の料理        男の料理


結局11品目もいただいてしまった。


 1. かぼちゃのポタージュ

 2. チンジャオロース

 3. ふろふき大根(ゆず味噌がけ)

 4. なすの揚げびたし(大根おろしがけ)

 5. かぶの甘酢漬け

 6. いわしの蒲焼

 7. 澄まし汁

 8. しめじご飯

 9. こだわりのお茶

10. 自家製の梅干

11. 自家製の梅ジュース


Tさんと妻の会話は専門的で、Tさんは「かぶの甘酢漬け」は千鳥酢を使用してまろやかな味に

したとか「澄まし汁」はかつおだしだとか言う。

妻はしきりに美味しいと感嘆の声を上げていた。


Tさんの料理教室通いは3年目だそうで日本料理、中華料理を終え、今はパンコースだという。

料理のコツはレシピ通りに作る事だと言い、暖かい出来立てを食べてもらいたいと腕前をふるい

娘さんに喜ばれていると言うその横顔は、自信に満ち満ちていた。

リタイヤー後実に良い趣味を身に付けたものである。ご馳走様でした。