高校野球千葉県大会
明日(8日)から甲子園で全国高校野球が始まるという。千葉県代表は市立船橋高校である。
ぜひとも勝ち進んでもらいたいものである。
ここでは千葉県大会で旋風を巻き起こした我が母校安房高校の観戦記を書き留めておきたい。
7月26日(木)朝、新聞を見てびっくりした。何と安房高校がノーシードながら出場178校の中で
ベスト8入りしたというではないか・・・・・!
その強さの一つに強力打線に加えて精度の高い小技と走塁の積極性があると記されている。
今日の準々決勝の相手はAシードの東総工だという。
私は最後の試合になるだろうと思い、慌ててモノレールに乗って県営球場に行った。
高校野球の観戦は約35年ぶりである。私は内心選手が雰囲気に飲まれはしないか、
応援する生徒が少ないのではないかと心配だった。
しかし、安房高側の3塁スタンドに座った途端、その心配は消えた。
応援の生徒は沢山いるし、選手はきびきびとした動きをしている。
ファールグランドが狭いので選手の表情までよく見えるのだが、試合前気勢をあげる選手を見て
「これなら良し!」と思った。
試合は、一回表安房は一番が塁に出るとバントで送り次打者のヒットで先取点をあげた。
四回には東総工の先発を引き摺り下ろし、登場したエースにも猛攻で3点をあげ優位に立った。
新聞が伝える通りの攻撃を見せてくれた。
東総工も終盤打線が追い上げを見せた。九回裏1点を奪い、さらに一死満塁安房のピンチである。
しかし、ここでも安房のエース加藤は動じない。
打者を二塁ゴロに仕留めた途端、ワァーッと大歓声が上がった。私は一瞬ボーッとなってしまった。
ダブルプレー、試合終了、安房校が勝った・・・!!夢のベスト4入りである。
私の周りは安房高OBや館山から応援に駆けつけた人達だったので、お互いに握手、握手で
喜びを分かち合った。
勝者を讃える校歌が流れた時、懐かしい歌詞にジーンと来た。
夢の準決勝は一日おいた7月28日(土)だった。
球場はロッテの本拠地マリンスタジアム、人工芝の美しい球場である。
私は、安房高を応援することを厳命されたスポーツクラブ仲間5名を引き連れて、バックネット裏に
陣取った。対戦相手はCシードの市立船橋高校である。あらゆるスポーツに強い高校である。
応援団のチアガールやブラスバンドも洗練されている。
しかし、安房の応援団は荒削りながら盛り上がりでは負けてはいなかった。
試合は序盤から中盤までは互いに2点ずつ取り合う譲らない展開となった。
私には勢いは安房にあったように思えたが・・・・・・。八回に明暗が分かれた。
八回表安房がヒットエンドランに失敗したのに対して、その裏市立船橋は一死一、三塁でセンター
へのフライのホームへの返球が僅かに反れた隙に1点を取り、これが決勝点となり勝利を得た。
試合が終わって、安房の惜敗にスポーツクラブ仲間はいい試合だったと言ってくれた。
私も選手の健闘を大いに讃えたいと思った。
お尻にアセモが出来るほどの猛暑の中、一球毎に一喜一憂して野球を観戦したのは初めての体験
であった。高校野球は本当にいいなぁ~と思った。