ふれあい自然観察会
6月2日(土)、千葉市環境保全推進課主催の「コアジサシと浜辺の生き物」と題するふれあい自然観察会が
開催された。回るコースは私の散策路の一つだが、どんな話が聞けるのか興味津々で参加した。
9時市立海浜病院前集合なのだが、早く着いたので周辺を歩いていたら満開のブラシノキに出くわした。
試験管等の洗浄ブラシに実にそっくりである。
参加者は70名、10名で1班となり自然観察指導員の案内で、海浜大通りのグリーンベルトへ向かった。
私の班のガイドは、千葉の自然と親しむ会の盛一昭代さんとサブとして旧知の奥村昭さんである。
グリーンベルトに植えられている樹木は、タブノキ等葉がつやつやしている照葉樹だとのこと。
ここで、盛一さんより皆に「枝の切り口を見ると松だけ白くなっているのは何故でしょう」との問い掛けがあった。
答えは白いのは松ヤニで、野球のピッチャーが滑り止めに使うロージンパック等に利用されているとの事だった。
海辺の美味しい野菜ツルナの紹介やモリシマアカシヤやクロガネモチの白い花も見せてもらった。
それから検見川の浜に出て、グリーンベルトの役目が風や砂を防ぐだけでなく防音の効果がある事を知った。
砂浜ではハマヒルガオの群生が見られたが、盛りは過ぎていた。
波打ち際での浜辺の生き物についても、盛一さんは実によくご存知である。
ゴミのようなスゴカイイソメの巣、マメコブシガニ、タテジマイソギンチャク、漂着したカイソウのアマモや
アオサ等砂浜・磯浜・コンクリートの坊砂堤、それぞれの生き物を紹介してもらった。
日差しが強くなり、どんどん暑くなって来た。日陰を求めて休屋で休憩した時、盛一さんより
前述の海辺の野菜ツルナを茹でてきましたからと、試食の提供があった。
早速、遠慮なくいただいたらシャキシャキとした歯ごたえがあった。
それから本日の目玉の一つである千葉市の鳥コアジサシの営巣地へ行った。
営巣地は周囲を縄張りし、保護体制は十分と思えるのだが、どこへ行ったか一羽も見ることが出来なかった。
その代わり、稲毛ヨットハーバーのピロティーでイワツバメのコロニーとその巣を乗っ取るスズメを見る事が出来た。
イワツバメはツバメより翼や尾が短く腰が白く見えた。
それから解散場所である花の美術館へ向かったのだが、途中つやつやした大きな葉を持つ高木に大きな白い花が
咲いているのが見られた。かねてからホウノキかと思っていたら、それはタイサンボクという木である事を知った。
12時前に解散となったが、普段散策している所でも他人と歩くと新しい発見があるものである。
自然観察指導員の皆さん、ありがとうございました。



