谷津干潟と行徳鳥獣保護区 | 魚との対話

谷津干潟と行徳鳥獣保護区

谷津干潟


5月12日(土)晴れ。春の渡りの時期に合わせた「シギ・チドリってどんな鳥?」と題した

ぶらっと観察会に、スポーツクラブ仲間(8名)を誘って行ってみた。

8人で一組となり、そこにボランティアガイドが4人付いて谷津干潟東側デッキから自然観察センターと

巡ったのだが、いたれりつくせりの案内で沢山の鳥を観察出来て、皆感動の面持ちだった。



谷津干潟  谷津干潟東側デッキ


干潟はアオサが繁茂しているものの、丁度潮が上げ始めの好条件にぶつかり、私としては今までで

一番多くのシギ・チドリを見る事が出来て、大変満足した。

識別できた鳥はシギ8、チドリ2、その他7の合計17種類にものぼった。


シギ : ハマシギ・キョウジョシギ・キアシシギ・アオアシシギ・オオソリハシシギ・チュウシャクシギ・

     オバシギ・トウネン

チドリ: ダイゼン・メダイチドリ

その他: セイタカシギ・コアジサシ・カワウ・アオサギ・コサギ・カルガモ・オオバン


これらの中ではチュウシャクシギとメダイチドリが初めての対面だった。


行徳鳥獣保護区


翌朝、目覚めると風があるので堤防の釣りは止めて、かねてから訪れてみたいと思っていた行徳野鳥観察舎

(千葉県市川市)の定例園内観察会に参加した。

ここは、今まで私が鳥の観察で訪れた場所とはかなり趣を異にしていた。

観察舎には野鳥病院が併設されており、傷ついたハクチョウやウミウが放し飼いにされている。


13時30分、行徳野鳥観察舎友の会の方2名の案内で、行徳鳥獣保護区に入る。

草木がうっそうと茂り、都市の中の秘境といった趣である。

下草が生えている土の上を進むと、今が盛りと咲き乱れるノイバラやスイカズラの香りが漂う。

先陣のガイドは野草や花・木・生物に詳しく、水辺にボコボコ空いている穴はベンケイガニの巣穴だという。

のぞいて見ると確かにカニがいる。また、今の時期よく見かける小さな花の名はニワゼキショウだと知った。



行徳鳥獣保護区        ノイバラ

行徳鳥獣保護区                         ノイバラ


保護区を奥まで進むと周りを緑地帯で囲まれた貯水池のような海が広がる。

緑地帯はカワウの営巣地で、双眼鏡でのぞくと居るわ!居るわ!相当な数である。

後陣のガイドは鳥の担当で、望遠鏡で皆に見せてくれる。

ハイライトは最後に訪れた淡水池だった。観察小屋からのぞくと、ハマシギやセイタカシギに混じって

初対面のタシギとコチドリを見ることが出来た。

保護区では谷津干潟のように数はいなかったが、12種類を識別出来た。


こんな具合に約2時間、自然観察と探鳥の両方を楽しむことが出来た。

行徳鳥獣保護区は自然を満喫できる場所である。

次は秋の渡りの盛期の8月に、定例新浜観察会に参加してみようと思った。