ハナダイ五目つり | 魚との対話

ハナダイ五目つり

かつて、その引きの強さと綺麗な魚体に魅せられ、何度か釣行したことのあるハナダイが

鹿島(茨城県)で釣れ盛っているという。

2月とは思えない暖かく穏やかな日が続く2月6日(火)、高速バスに乗り鹿島へ向かった。

住友金属のバス停に降りると、幸栄丸のお姉さんが迎えに来てくれた。


今夜の宿は幸栄丸直営の民宿かもめ荘である。

早速、海の見える風呂に入る。大きなガラス越しにサーフィンをしている若者達を見ながら、

一人悠然と湯に浸かる。明日は期待できそうだ。



ハナダイ五目つり

五目達成:ハナダイ・アイナメ・ベラ・メバル・ウマズラ


朝4時30分に宿を出る。鹿島港は沢山の大型釣り船の灯りで、まるで不夜城のようである。

6時10分出港。船は太平洋の大海原をひたすら走り続ける。

水平線上50mに(そんな筈はないのだが)真赤な太陽が浮かんでいる。

船はその太陽に向かって突き進んで行く。

太陽がどんどん大きくなるにつれ、その周辺はオレンジ色に輝いて来る。


50分も走っただろうか。期待の一投目、底を少し切り静かに誘うとコツンとアタリ、サットあわせて

リールを巻くとククッ、ククッと小気味良い引きでピンク色をしたハナダイが上がって来た。

この日の仕掛けは丸カイズ12号の5本針全長4m、オモリ50号使用の胴突仕掛け。

餌は生きた赤エビ。エビで鯛を釣るという訳だ。


幸先良いスタートを切ったものの、さすが太平洋、波立ちうねりが大きい。気持悪くなってしまった。

天気予報に安心して、酔い止め薬を飲まなかったのは油断である。

しかし、何とか頑張った釣果は、ハナダイ27、特大アイナメ1、ベラ2、メバル1、ウマズラ1の

合計32尾で五目達成である。

ハナダイのサイズは最大25cm、平均20cmの小ぶりだった。

アイナメは特大で38cmもあり、刺身にしたら大皿が一杯になった。


私の妻は魚料理が上手である。

ハナダイは鯛めし(炊き込みご飯)、塩焼、酢漬け、煮付けの順に食卓に上った。

三枚におろして皮ごと食べる肉厚の酢漬けは、七味を落とした醤油を少し付けて食べると絶品である。

後は四国宇和島で食べた鯛めしもどきが出る予定と聞く。