虹とウミホタル | 魚との対話

虹とウミホタル


   虹   ←クリックすると大きくなります。


お盆で館山に帰省した8月12日(土)、夕方のことである。

釣りの偵察の帰り、激しいにわか雨に見舞われるが、運良く家のすぐそばだったので、ずぶ濡れを免れた。

雨が止み、テレビから庭に目が行った。

アッと思った。虹だ!!虹が出ている。とっさにデジカメを持って外へ出た。

虹は館山城から沼地区の里山へかけて、大きな半円形を描いている。

しかも二重である。それは天と地のかけ橋の形容がぴったりである。

虹を見たのは何年、いや何十年ぶりであろうか。

天からぼやけて行くのを見ていると、大きな犬を二匹も連れているおばさんが、「二重だったね」と興奮気味に

話し掛けてきた。


ウミホタル


館山駅に降り立った時、ウミホタル観察会のポスターが目に入った。

土日の19:30~21:00安房博物館敷内岸壁とあった。(参加費無料)

13日(日)19:30、受付を済ませて案内された岸壁には、3~4個のバケツが並べられ、そこに捕獲された

ウミホタルが入っていた。

参加者はバケツを囲み、ボランティアの方からウミホタルを見せてもらったり、解説してもらった。

ボランティアの方が小さなたも網ですくうと、たも網の中がマリンブルーに輝いた。

手のひらにものせてくれたが、明るく光りとても綺麗である。


手渡された資料によれば、ウミホタルは海産ミジンコの一種で、成体の大きさは3ミリ程度。

ある種の外的刺激を受けると、上あご近くから発光物質を体外に出して、それが海水の酸素と化学反応して

発光するのだという。

自然界では、魚などの捕食者に襲われた時に強烈に発光する。この発光は敵に対する威嚇になると同時に、

仲間に対しての危険信号にもなるという。


ボランティアの方は放り投げられた捕獲器をたぐって、捕獲器を見せてくれた。

それはコーヒーの瓶のようなもので、蓋には数個の穴があり、瓶の中には餌のアジが入っていた。

懐中電灯をかざしたところ、小さなゴミのようなものが動いて見えた。

たしかに、刺激を与えなければ発光しないことが分かった。


館山へお越しの折には、神秘的で素晴らしいマリンブルーの輝きウミホタルの観察をお勧めします。