遡ること2月5日の話
旦那は仕事を休んで一人でパチンコに行き
私は息子を一時保育に連れて行き
いろいろと買い物を済ませて
雪の中、娘を抱っこしたまま
息子を迎えに行って
駅から家までは
旦那に来て欲しいと頼み
なんとか帰宅しました。
旦那はまたパチンコに戻り
「めっちゃ当たってるから、今日は出前にしよう！」と言うので
待ち続けていましたが
全然帰ってこない
しびれを切らして先に出前を頼んだら
雪の影響でなかなか届かず
夕食はいつも18時頃なのに
この日は20時近くになってしまい
同じくらいにやっと帰宅した旦那と
息子がリクエストしたピザを食べました。
私は息子の残した分も食べたせいか
洗い物をしている時に
なんとなく、胃がムカムカしてきて
食べ過ぎたかな〜なんて言いながら
子ども達と一緒に
22時半頃寝ました。
夜中2時頃に目が覚めて
急な吐き気に襲われ
慌ててトイレに駆け込むと
大量に嘔吐してしまい、止まらない
全部吐ききって、お茶を飲んだら
そのお茶さえ吐いてしまう
一度横になろうと布団に戻ったものの
腹痛と吐き気は治まらず
吐く→下痢→吐く→下痢を繰り返し
結局一睡も出来ずにいました。
私がちょこちょこ起き上がって
トイレと布団を行き来するせいで
息子も娘も起きてしまい
何度も手を洗ってうがいをしては
授乳したり抱っこしたりして
必死に寝かし付けつつ
痛みや吐き気と戦っていました。
朝7時には息子が「起きる！」と言って
しがみついて来たので
抱き上げようとしたら
手に力が入らない
立ち上がれない
「起きるの！ご飯！」と騒いで
私によじ登る息子を
半分引きずりながら
寝室でスヤスヤ寝てる旦那の所へ行き
「ごめん！起きて！！
私多分胃腸炎かノロだわ！！
息子のことお願い！！」
と言いながら起こすと
最初の一言目が
「は？なんで？何食べたの？」でした。
しかも、ちょっとキレ気味に
とにかく抱っこもキツいし
寒気もヤバイし
倦怠感も凄いから
とりあえずリビングに来てほしいとお願いして、私は病院の予約をしました。
旦那はリビングに来るなり横になり
起きたばかりの息子に
「ママ大変なんだから！寝てろよ！」とか
訳分からん怒り方をして
この部屋寒くない？とか
文句を言い
私が吐きながら娘に授乳してたら
また「てかなんで胃腸炎？何か変な物食べたりしたの？何でなん？」とか
ブツブツブツブツ文句ばっかり言ってくるので、なんか泣けてきちゃって
「分かんないよ！！なんでもっと優しい言葉を掛けられないの！？」って言ったら
「いや、心配してないわけじゃないけど、それは当たり前のことだからさ、ただ普通に何でママだけ胃腸炎になったのか不思議だったから」とか言われました。
とにかく私は病院行くから、2人のことお願いね！と言って、娘の哺乳瓶も念の為準備して、朝一で近くの病院に向かうことにしたのですが、息子が「ママー！」と泣きながら追い掛けて来ても
旦那は起き上がりもせず
裸足で私を追い掛けてきた息子を
なんとか力を振り絞って抱き抱え
玄関に立たせたところで
やっと旦那が来て
泣き叫ぶ息子に「おいで！」と言って
扉の鍵を閉めました。
私は心配しながらも
雪道を何とか歩いて病院へ行き
あまりにもツラそうだからと
別室に寝かされて
寝たまま診察を受けました。
その間に旦那からは
『ふたりとも大泣きしててまじでヤバい』『まだかかるの？何番目？』と
何通もLINEが来ていましたが
しんど過ぎて返せず
診察を終えて薬を貰い
急いで帰宅しました。
家に着くと、玄関で息子は泣いており
旦那は娘と布団に寝ていて
私が「娘は寝たんだね」と言ったら
「今まで泣いてて、疲れて寝たんだよ」と言われましたが、哺乳瓶はそのままだし、ふたりともオムツすら替えておらず、娘は服まで湿っていました。
呆れながら私がふたりのオムツを替え
やっと横になれると思ったら
旦那が私の寝る場所で
布団全部使って寝ていて横になれない
体調悪いわイライラするわで
「ねぇ、寝るだけなら寝室行ってよ」と
旦那に言ったら
「何かあったら呼んで〜」と言って
寝室に寝に行きやがって
もう…旦那には子ども達を任せられない…
と思い、実家の母に電話をして
もし最悪、私が動けなくなったら
来てもらえるかを聞いたら
旦那に電話を代われと言われ
旦那を呼び、電話をスピーカーにしました。
「旦那くん！娘も大変なんだから、自分の子どもくらいちゃんと見なさいね！！」
と、母が言って電話を切ると
小さい声で旦那が
「見てんじゃねーか」と
舌打ちをしました。
そっから不機嫌になり
「もう寝ないで仕事行くわ」と
嫌味を言われ
私は反論する元気もなく
また吐きながら
娘に授乳して息子の相手して…
旦那に「絶対息子も昼寝はするから、その時に寝れば良いから」と言い
横になったところで
息子がハンバーグが食べたいと
言い出しました。
私は旦那に出前とかで探してくれと頼み、旦那は寝っ転がったまま携帯で出前館を見る
息子はひとりで「寝ない！ハンバーグ！」と言いながら遊んでいたのですが
なかなか旦那が頼まずにいたので
やっと注文した(12時半頃)に
私の横に来て寝てしまいました
せっかく寝たのに
13時半前に
出前のインターフォンで起きてしまい
また泣きながら私にしがみつく息子
その息子に向かって
「いちいち泣くんじゃねーよ！！」
「寝たけりゃ寝ろよ！！」
「もうハンバーグも食うな！！」
とか怒鳴り散らす旦那
「やめなよ！そんな言い方しないでよ！」と、私が息子を抱き寄せると、寝ていた娘が泣き出しました。
息子に「妹ちゃんにミルクあげていい？」と聞くと、嫌だと言って泣いたので、じゃあパパにミルクあげてもらおうかと言い、旦那の方に目をやると、携帯触りながらゴロゴロ
「ねぇ、ミルク作ってよ」と言うと
ああ…って言いながら
やっと、布団から出てきて
寝た状態のままの娘の口に
哺乳瓶を入れて飲ませようとする
娘はむせて嫌がり
また泣いてしまい、ミルクを拒否
息子はハンバーグを食べると言い出したのですが、あまりにも寒くて、検温したら38.6度あったので、薬だけ飲むから…と言って起き上がると、抱っこ抱っこと言ってしがみついてくる
私はお茶や水が飲めない状態
(吐いちゃう＆寒気)だったので
白湯を入れたかったのに
息子がべったり過ぎて薬も飲めず
とりあえず…ハンバーグを食べさせなきゃ…と思って、なんとか息子をハイチェアに座らせて、出前の袋を開けようとしていました。
そのすぐ真横で
泣き過ぎてミルクも飲めず
更にギャン泣きする娘
その娘の横で抱っこするわけでも
ミルクの続きをあげるわけでもなく
ただ寝っ転がったまま
携帯を触り
「娘〜なんで泣くの〜」とか
言ってるだけの旦那
私は嗚咽しながら
「ねぇ、娘に授乳するから
息子にお昼ご飯食べさせてよ…」
と、何回も言っているのに
こっちを見ることもなく
起き上がろうともしない
もうしんどいし
イライラも限界が来て
思わず
「だから！！そっちやるから！！
こっちやってってば！！！」
と、大声を出しました。
すると寝っ転がっていた旦那が
「はあ！？なんでそんな言い方されなきゃいけねーんだよ！！普通に言えよ！！てめぇ！怒鳴ってんじゃねーよ！！」
と、怒鳴り返して来ました。
「何回も言ってるのに、ずっと寝っ転がったまま動かないからじゃん！！」
「は？普通に聞こえてねぇわ！！
近く来て言えばいいだろうが！！！」
「匂いも吐き気するって言ってるじゃん！なんで泣いてる娘を抱っこもしないで、ずっと寝てるわけ！？」
「てめぇが娘のことはやるって言ったから何もしなかっただけだろ！！
何で俺が怒鳴られなきゃいけねーんだよ！」
↑こんな感じで怒鳴り合いの喧嘩をしてたもんだから、ただでさえ泣いていた子ども達が更にギャン泣きしてしまい、私はとりあえず娘を抱き上げて、ミルクをあげました。
抱っこをしながらあげれば
娘は泣き止んで、ミルクを飲んでいました
「抱っこしてほしかったよね
怖い想いさせてごめんね」
と言ってミルクをあげていたら
「どいつもこいつも！！
俺が何もやってねぇみたいな言い方しやがって！！ふざけんな！！」
と、怒鳴りながら
旦那が息子の衣装棚を殴り付けました。
その殴った衣装棚の
ハンガーラックの部分が
私と娘の方に倒れてきて
調度、ミルクを飲んでいた娘の頭を
掠りました。
私は咄嗟に娘の頭を守り
「はあ！？危ないでしょ！！
何てことするの！！！」
と、旦那にブチギレたら
旦那は更に私に罵声をあびせて
今度は息子が座っていたハイチェアの
真横にある椅子を蹴り上げました。
これには息子もビックリして
泣き叫ぶ
娘も声や音にビックリして
更に大泣き
旦那は暴れ続け
息子の大事な玩具も破壊
息子がハイチェアから
慌てて自力で下りてきて
「パパ！！ダメなの！！
壊しちゃダメなのー！やめて！！」
と言いながら
玩具を庇うようにして
うずくまって泣いている姿を見た瞬間
これは、ダメだ…と思い
「こんな所、危なくて居られない」
と言ったら
旦那が
「今すぐに出て行け！！」
と言いました。
火曜日、関東は雪が降っていました。
私は胃腸炎で
吐き気と胃痛と発熱中
そんな私に向かって
小さい子どもを2人連れて
出て行けと言う旦那
私はすぐに区の支援係に電話をしました
私「すみません、今すぐに受入可能な母子シェルター等はないですか？」
区「今は安全な場所ですか？」
こんな会話をし始めたら
急に旦那が息子にお昼ご飯を食べさせ始め
息子も、旦那が暴れるのをやめたので
2歳児なりに気を遣っているのか
普段なら「ママ！」と言うのに
旦那の隣におとなしく座る
そんな息子に媚びを売るように
「パパとご飯食べよ〜」とか言いながら
私には強めの口調で
「てか警察に電話しろ！」
と言ってきました。
私「警察に電話した方が良いですかね？」
区「今ご主人は近くにいますか？」
私「はい。本人が警察を呼べと言っていて、子ども達が大ケガをしかねない状況なので、お電話している感じです。」
区「今すぐ入れるシェルターはありますが、先に警察を呼んでからでも動けます。
まずは住所や名前を教えてください」
…ということで
住所や名前を伝えて
一旦電話を切り
110番しようと思いましたが
この日、大家さんが駐車場の雪掻きをされていたのを思い出しました。
今ここで警察を呼んだら
大家さんにも迷惑が掛かるな…と思い
実家の方に電話をすることに。
母「どうした？体調どう？？」
私「旦那が暴れて出て行けって言うから、今からそっちに帰っていいかな？」
母「…いいよ。何なら途中まで
迎えに行こうか迷ってたくらいだから
帰っておいで」
私「子ども達も怯えてるから
急いで荷物まとめちゃうけど
お兄ちゃん車出せないかな？」
母「連絡入れてみるけど、とにかく急いで逃げなさい」
↑こんな会話しながら
衣装棚から飛び出した息子の服をかき集めて、家を出る準備をしていると
息子にだけ話し掛けたりしていた旦那が
「俺が出て行くわ」
と言いました。
「は？あんたが出てってどうすんの？
こっちは胃腸炎で吐きっぱなしなのに
子ども達の世話もして…
だったら実家帰るだろ。
実家の方が助けてもらえるし」
「俺だって子どものこと見てただろ」
「見てた？オムツも替えないで？」
「だから！見てはいただろ！！」
「見てるだけと世話するのは全然違うわ！！いつも言ってるよね！？
なんで体調悪い私より
お前が寝てるんだよ！！」
「俺は仕事があるからな！！」
「お前が仕事行けるのも
私が子ども達の世話してる
おかげだろ！！
昨日だって、一人でパチンコ行ってさ…
私はずっと子ども達のこと
やってるんだよ！！」
「てめぇがカフェ行ったりする時は
俺だって子ども見てんだろ！！」
「一人は連れて行くじゃん！！
ふたりとも任せて、身軽に一人で出掛けたことなんてないわ！！
娘を任せただけで、泣き止まないとか早く帰って来いとかうるさいくせに。
さっきだって、しんどくて病院来てるのに、子ども達が泣き止まないってLINEばっかりしてきてさ。オムツも替えない、ミルクもあげないで、何が世話してるだよ！！」
こんな言い争いをしながらも
荷造りをして
もう出られる状態になったので
娘を抱っこして
息子に靴を履かせていたら
神妙な面持ちの旦那が来て
「…ごめんね」
と、小さい声で謝ってきました。
まあ許せるわけもなく
息子をベビーカーに乗せて
荷物を持ったところで
私の携帯が鳴りました。
母「今まだ家？お兄ちゃんと連絡取れて、今そっちに向かってるらしいから、ちょっと待てるかな？新幹線キツくない？」
私「今まさに玄関だから、一度切るね」
母「もうね、女子ども相手に怒鳴るような奴、人として許せないから。
お兄ちゃんから言ってもらいな。
さすがに今回のは黙ってられない」
こんな話をしていたら
外の雪を見た息子が
遊びたいと言い出し
とりあえず大きい荷物だけ
一度玄関に置いて
兄の到着を待つ間
OS-1と吐き気止めを持ちながら
娘を抱っこして
息子を家の前の駐車場で遊ばせていました。
直前に謝罪してきた旦那ですが
私がふたりと外に居ても
「お兄ちゃんが迎えに来たら、鍵開けるからインターフォン押して…」と呟いただけで
一度も様子を見にも来ませんでした。
この時点で、体調悪い嫁が雪の中
娘を抱えたまま
息子を遊ばせるなんて
普通ありえないんだけど？
謝るなら交代しろやって思って
余計許せなくなり
寒さに耐えながら30分ほど遊ばせたところで限界を迎え、兄に電話をすると、雪の影響で下道しか使えなかったから遅くなったけど、あと10分くらいで着くと言われたので
雪遊びで全身びしゃびしゃになった息子を着替えさせる為に、一度家の中に戻りました。
玄関で息子の濡れた靴やズボンを脱がせていると、旦那がふらふらと来て
無言で手伝ってきましたが
私は顔も見たくなくて
「もうお兄が来るから」とだけ言い
息子を着替えさせたところで
旦那が申し訳無さそうにしながら
「ごめんね…」と
また謝ってきました。
私「お兄が来る前に、1回話そうか」
私「あのさ、毎回毎回謝ってくるけど
いい加減、物に当たったり子どもに怒鳴ったりするのやめてよ。
今回に関しては、娘がケガするところだったんだよ！？謝って許されることじゃない。
警察呼べとか言ってたけど、通報してたら、あんた本当に捕まってたよ。」
旦「うん…ごめん…」
私「寝ないで仕事行くとか嫌味言ってきたけど、あんた普段寝過ぎなくらい寝てるしさ。私は夜間授乳で寝れなくても、日中は子ども達の世話してるし、こんな時くらい頑張ってよ」
旦「いや、別に全然嫌味とかじゃないよ…ただ普通に、寝ないで仕事行くわって言っただけじゃん」
私「嫌味にしか聞こえんやろ。じゃあそれ言われて何て言えばいいわけ？
そっちが体調悪い時は、何にもしないで
ずっと寝てるじゃん。
私には寝る場所すら空けてくれないって
どういうつもり？」
旦「ごめんなさい」
私「夜も居ない、昼間も世話しない、一人預けただけで無理とか早く帰って来いとかうるさいし…私がふたりに泣かれて大変だからって、早く帰って来てなんてLINEしたことある？」
旦「いや…嫁ちゃんは
本当によくやってくれてる。
変わらなきゃいけないのは俺だよ」
私「それ何年言ってるわけ？
いい加減にしなよ本当に。
こんなに家族を労れないで、簡単に罵声浴びせたり怒鳴ったりしてさ…
脅しとかじゃなく、離婚も考えてるよ」
旦「離婚は嫌だよ」
私「だったら、物に当たったり息子に怒鳴ったりするなよ！！
私や子ども達のこと大事とか言うけど
さっきだって外に様子を見にも来ないし
あんたの大事は薄っぺらいんだよ」
旦「ごめんなさい…
息子に怒鳴っちゃうのは
俺の育った環境のせいかも」
私「怒鳴られて育ったからって
まだ2歳になったばっかりの息子に
『言われたことはやれよ！』とか
無理なこと怒ったり
胸ぐら掴んだり…
まじでありえないから。
私が産んだ、大切な息子だよ！？
そんな扱い許せない」
旦「うん…でも全く怒らないのは違うと思うんだよね。悪いことは言わないと…」
私「怒ると叱るは違うから。怒鳴らなくたって、息子には伝えられるでしょ」
旦「まあ…」
私「私だって怒ることはある。本当に危ないとか、しっかり言わなきゃいけないことは言ってるよ。でも自分が眠いのに息子が寝ないとか、中高生に怒るような怒り方したりとか、あんたのはただの八つ当たりだから」
旦「そうだね…気を付ける…」
こんな感じで話をしていたら
兄が到着しました。
→続く