ちくま文庫「黒森物語」大嶽洋子1989年初版 先日図書館で借りてきました。『黒森へ』の続編かと思い借りてみましたがじつは同じものでした。
ところが。ちくま文庫のほう、ぱらぱらとページをめくるとなんとなく違和感が。ページは小さいわりに簿地は大きく、行間が狭い。しかし。。。私の感じたそんな装丁の違いではなかったのです。なんと、主人公の父親の名前が変えてあるのです。なぜ????


この父親は冒頭に登場し、村の異変を読者に伝える重要な役。「タローはん」が「源太」と書き換えられていました。
この小さな変更で、物語の情緒が失われてしまったような気がしました。。。