大学院を中退した。


なぜと言われたら、そりゃあ能力が足りなかったからと一言で終われないこともないけど、どうせ時間なんて腐るほどあるんだし、もう少し心持を言語化したい。


大きな要因だったと思うのは、「自分の研究や当該学問の視座に自分が救われていないということに気づいてしまったから」かなあ。


自分が救われないものを追求し、世のため人のためと自らを欺瞞しながら猪突猛進することなんて、私にはできないことだった。もっと単純でいいのかもしれないけれど、理想の瓦解は緩慢なフェードアウトには十分すぎた。

気づいたら全部どうでもよくなっていた。研究も利他も学歴も将来も。
少なからず、ここで私は笑えないと思った。笑いたかったわけではないけど、笑えている他の子たちとの乖離が大きな負担になっていったら、あとはすぐだった。

こんなとこ。つまんないでしょう。まあ、ひとの挫折なんて面白いわけないんだから許してよ。

忍耐力がない、我儘、その他色々言いたいことがあると思うけど、読者の方々に生じている諸々の感情はおおよそ妥当だと思う。多分私だってそう思うと思う。

でも多分そんなことはさて置いて、自分だけが異分子の環境から逃げたかったのだと思う。

今後どれだけ後悔しようが、自責に苛まれようが、私には耐え難い状況だったのだと思う。

実際、今現在ニートでお先真っ暗だけど、あんまり憂いはない。いやもっと本質的な部分に憂いはあるのだけど…(いつか記します)。

かと言って中退を新たな一歩として前向きに捉えているわけでもない。判然と「中退」「ニート」というレッテルは私に付き纏うと思うし、そもそも前向きな意味合いで中退を決めたわけではないのだから当然といえば当然か。

つらつらと駄文を並べたけど、ある種の婉曲的な自己紹介だと思ってください。好きな食べ物を述べるよりは、私がどんな人間かは伝わったのではないかと思います。

また書き留めたいことができたら、拙い文章を連ねます。

拝読ありがとう。