ごめん。今日さ、漫画家にしようって予告してたんだけど、やっぱり変更しますわ。
いや最近確かに漫画家とか漫画キャラとかが多かったからっていうのもあったんだけど
それより何より出先で素晴らしいおっさんを見てしまって、書かざるを得なくなっちゃって♡
「♡」じゃねぇよなぁ。でも、今回取り上げるのは「ちょいぽちゃおっさん」です♡
そもそも皆さん思うでしょう。「ちょいぽちゃおっさんって、9割方では･･･？」と。
そうですね。しかも私は以前「痩せてればおっさんはモテる」という話までしてます。
でもね、それでもね、やっぱりおっさんの贅肉を愛さずにはいられないんです、私は。
そもそも人はいつから太り始めるのでしょう。
9割はいそうな「ちょいぽちゃ」おっさんも、幼少期からのぽっちゃり派は少数でしょう。
「結婚して嫁のきちんとした手料理を食べていたら太った」みたいな話はよく聞きますが
もしそうなら20代後半位から着々と嫁によってちょいぽちゃおっさんは作られているのです。
ありがとう、全国の嫁。
その他大人ならではのお酒の付き合いとか、会食とか、
嫁以外の協力者によっておっさんの脂肪は蓄えられます。
そしてある日人間ドックの結果が出たおっさんは思うのです。「うわぁ、痩せよう」と。
「なんか医者にもこのままだとヤバいって言われちゃったよ」と。
それでも毎日のような飲みの断りを全て断る訳にも行かず、
急激なダイエットや急激な食事制限をすることも生活リズム的に無理が出て、
人間ドック前よりはマシだけど、まだ皮下脂肪はわかんねぇぜみたいな身体ができあがります。
どうですか。今までの流れ。最高じゃないですか。
えっどこが最高かわからない？！
そうですか･･･
本当はここで「とりあえずこのブログ全部読んでこい」って言いたいところですが
多分それでも理解はされないと思うので血の涙を飲んでご説明します。
この「ちょいぽちゃ」は、創られて行くその過程にこそ美しさがあるのですね。
本当はしっかりと身体を絞りたい、でも世の中との付き合いでどうしても飲まざるを得ない、
色々とお世話になった人からの誘いで一杯くらいは飲む、今夜だけと思って食べてしまう、
おっさんの贅肉1g1gには、そういった様々な葛藤が、人生が、詰まっているのです。
すごいね。いつになく気持ち悪い文章だね。
でもやっぱ私がシャイロックだったらおっさんから金じゃなくて普通に贅肉もらうと思うのよ。
まあおっさんの身体を離れた贅肉なんて本来何の魅力もありませんが
結局ぽちゃってるおっさんには、もっとその肉体を誇って欲しいってことです。
彼らが毎日を過ごしている、その1日1日の判断がそのまま肉体に反映されてるんですから
その悩みとか、欲望とか、人生への色々が詰まっている贅肉を愛さないはずなかろうよ。
だってあの痩せ型の水田連太郎だってお腹だけは出てるんだよォ？！？！？！？！最高。
そういう訳で、今私がこの世で最も価値を於いていないのは筋肉質なおっさんです。
なんだなんだその腹筋は！もっと自堕落に生きろ！
おっさんは生きているだけで頑張っていると思うので、ほんと少しは楽して下さい。
さて次回は漫画家さんやろうかな？
まだ決まってませんがまたお楽しみに。