平野耕太と結婚したい。
平野耕太と結婚したいと、私は多分大学3年生辺りからずっと毎月呟いてます。
平野耕太と結婚したい。
平野耕太。サブカル青少年には超メジャーのカルト的マンガ家です。
10年かけて10巻出した代表作『ヘルシング』は、アニメOVAにもなりましたが
制作スタッフ自身もヘルシングへの執着的な愛をもって作品の完成度を上げていました。
2009年から連載中で現在4巻まで発刊されている『ドリフターズ』のPVまで
アニメスタッフが制作してDVD特典に入れてしまった程、平野耕太は愛されています。
彼の何がそんなに愛されるかって、中二病も裸足で逃げ出す完璧な漫画の演出です。
セリフの一つ一つ、ポーズの一つ一つがもう突き抜けて最高に格好良いのです。
芝居がかったセリフも、見せ方ひとつで快感を感じる程のスタイリッシュさを生みますが
それが何十ページにも渡って飽きさせず展開され続ける、これが平野耕太の凄いところです。
一方で、平野耕太には徹底的脱力ギャグを描く、という側面もあります。
伝説的とも言える「カバー下」芸(単行本のカバーを外すと全然違う絵が出てくる)は
それだけのためにファンが単行本を買うほどに脱力ギャグで溢れています。
そしてもはやフォロワー19万人という平野耕太のTwitterはネタの宝庫として愛されています。
平野耕太の漫画は一見「格好良いだけ」「脱力ギャグなだけ」に見えますが
その実、なかなかできない優しい表情をキャラクターに持たせてみたり
一瞬はっとさせるような本質的な問いを読者に問いかけてみたりと、読めば読むほど深い。
格好良いもできる、脱力ギャグもセンスが良い、そして実は本質的な漫画作品・・・
その結果、「私はこの人の言ってることがわかるわ」ファン女子(男子も)が増えるんです。
どこかで見ましたね?そう。星野源です。
平野耕太は星野源です。発言が面白く、作品には並々ならぬこだわりがあり、
でもあまりにも軽々しく全てのことを飄々とやっているように・・・見える。
プライベートを自ら明かすけれどそれ以上はわからず、親しみやすそうでスゴイ。
平野耕太自身が物凄いオタク、という点も、
「私ならわかって上げられる」系星野源タイプのファンを増やす一要素となっています。
こえーなぁおい。結婚したいなぁ。
因みに私はレーシック手術をしているのですが、手術をした後に平野耕太を知ったので
彼が眼鏡女子好きで伊達眼鏡を憎むほど嫌っていると知った時、深く後悔しました。
さて、明日からは2月に入るので、ちょっとだけ新シリーズ。
「おっさん+このアイテムが最高」という、また変態ダダ漏れなシリーズが1週間続きます。
これであなたも可愛いおっさんだ!どうぞお楽しみに!