反町隆史とキスシーンを演じた男/唐沢寿明(51歳) | だからおっさん最高だって言ってんだろ

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年齢調べた途端、「ヒェッ」って声が出ました。
唐沢寿明、51歳かぁ・・・
私の中では永遠の48歳なんですけどね(微妙な年齢)。
因みにその内説明するけど私の中で48歳というのは黄金の数字です。ただしおっさんに限る。


唐沢寿明、ご存知長い芸歴の俳優です。
白い巨塔の財前はじめ代表作は多くWikipediaがもう長い長い。
しかもその長い説明の殆どが人物エピソードという、キャラ大変濃い俳優さんです。
芝居にシビアで、超硬派から掴みにくいキャラまでお手の物な唐沢寿明ですが
やっぱり「おっさんのあり得ないギャップ」を追究する当ブログとしては
唐沢寿明が壊れたぜこれ、というドラマ「ラブコンプレックス」を檄推しします。

2000年の冬に放送されたこのドラマは、踊る大捜査線放映直後のフジテレビ、
脚本は「踊る」の君塚良一という、なかなかの期待を背負った作品でした。
キャストも、反町隆史、木村佳乃、小雪、西田尚美、伊東美咲・・・等々今見ても豪華。
更には劇中で踊る大捜査線のサントラを使い回したりと遊び心も豊富でしたが、
シュールすぎる展開、未来過ぎる演出、君塚先生が心配になるほどヤンデレ揃いのヒロインと
放映中は評価がバッサリ別れた作品でした。


ストーリーは「横領の疑いがある7人の秘書の潜入捜査のため暗躍する2人の男の話」ですが
真面目っぽく描かれている唐沢寿明のキャラクターがぶっ飛びすぎています。
反町隆史に「お前のそういう反応、カワイ~!」とか言ってニヤニヤしちゃったり
突然廊下でマトリックスごっこ始めたり、会社の屋上からゴルフボール飛ばしたり
挙げ句の果てには、女を口説くのが大好きな設定にもかかわらず
最終回で反町隆史と濃厚なキスシーンですからね。おかしいです。
まあいつもの結論ですけど、見ましょう。TSUTAYAに無いかなぁ。


唐沢寿明じゃ無くて、これラブコンプレックス良いねって話じゃん!という方。
そうでは無いんです。この役は、唐沢寿明の天然の良さが万全に出まくってるのです。
多分あれは素なんじゃ無いかねってくらい、彼のあの硬派な昭和マスクとのギャップだらけ。
こういうことが出来る人間が、もう51ですよ。ホント末恐ろしいわ。
唐沢寿明には是非またラブコンプレックスくらいキャラ崩壊な役を演って頂きたいです。


さて明日は、おっさんの年齢について考察します。
何で48歳は最高なのか?!!!という、この世におよそニーズの計りかねる記事になります。
お楽しみに!