敵もサル者…捕獲劇あざ笑う都心の「イタズラ坊主」 | 生活のお役立ち情報

敵もサル者…捕獲劇あざ笑う都心の「イタズラ坊主」

敵もサル者…捕獲劇あざ笑う都心の「イタズラ坊主」 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080906-00000920-san-soci
9月6日13時40分配信産経新聞東急東横線・渋谷駅にサルが出没し、周囲は一時パニックに=8月20日午前11時14分(川口良介撮影)野生のサルにとって、都会のコンクリートジャングルは格好の遊び場なのか-。8月20日朝、東京都渋谷区の東急東横線渋谷駅に現れたサルは、捕獲用の網を振り回す警察官や消防隊員をあざ笑うように、約3時間後、雑踏の中に消えていった。その後、今月4日までに新宿区や千代田区でも目撃情報が寄せられ、そのたびに警察官らが捕獲劇を繰り広げているが、あえなく失敗に終わっている。動物園関係者は「報道を見る限り、サルの方が一枚上手」と苦笑している。■体長50センチの珍客 30人超の捕獲チーム空回り「天井伝いに跳ねてきて、切符の券売機にぶつかり落っこちた」8月20日午前9時半。渋谷駅構内を巡回中の女性警備員、鈴木千尋さん(26)は、体長50~60センチの小さな珍客に目を奪われた。サルは素早く起きあがると、改札近くの柱を上り下りしたり、切符売り場をうろうろした後、運行状況を知らせる掲示板の上に居場所を見つけた。「何の騒ぎかと思ったら、サルだもの。驚いたよ。いったいどこから来たのかね」自営業の男性(68)は目を丸くして、携帯電話のカメラを向けた。足を止めるサラリーマンらを誘導する駅員の叫び声で喧噪(けんそう)に包まれる中、サルは悠然と寝そべったまま。通報で駆けつけた警察官や消防隊員の「捕獲チーム」30人超が、捕獲用の網を手にして掲示板の下を取り囲み、にらみ合いが始まった。正午前。動き出す気配がないサルにしびれを切らしたのか、人間が動く。脚立に上って天井から巨大なネットを垂らし、1メートル間隔で円陣を組んで直径7メートルほどの包囲網を作った。警察官らが網を振り回すと、サルは興奮し左右に逃げ回り、ネットのすき間をくぐり抜けて大ジャンプ。ハチ公口からスクランブル交差点の人込みにまぎれてみえなくなった。残されたのは、あきれ顔の捕獲チームと必死に追跡し汗だくになった報道陣だった。■奥多摩から移動。 エサは残飯、敵はカラス東京都や警視庁によると、同一とみられるサルが初めて目撃されたのは8月12日夕、小金井市桜町のJR中央線武蔵小金井駅近くの住宅街だった。サルの生態に詳しい上野動物園教育普及課の井田素靖さん(55)によると、都内近郊で野生のニホンザルの生息地は、奥多摩や神奈川県の丹沢。奥多摩から小金井まで直線距離でも60キロ以上あるが、「群れを離れた若いオスが電線などを伝って迷い込み、山に戻れなくなってしまったのではないか」とみる。野生動物は、鳥獣保護法で捕獲が原則禁止されているが、農作物を荒らしたり、人的被害の可能性がある場合などは都道府県の許可で捕獲できる。都内では昨年5月に江東区や江戸川区に出没したが捕獲され、山に返されたという。ニホンザルは昼行性で、エサを求めて移動を続ける。井田さんは人込みや車を避け、早朝や夕方に行動していると推測するが、目撃情報は朝から昼過ぎに集中している。サルの好物はバナナという印象が強いが、山林での主食は木の実や芽、花などの植物。ただ、米やパン、肉、魚など人間の食料も食べるため、今回のサルも家庭菜園の野菜や路上に捨てられた残飯などで食いつないでいるとみられる。井田さんは「体力のあるうちはいいが、衰弱してくると、カラスやネコに襲われてしまうかもしれない」と心配している。■千代田区内に1週間 警察もお手上げ…渋谷区を離れたサルは、新宿区四谷、千代田区紀尾井町とJR山手線内を移動。ここ最近は、東京メトロ神保町駅周辺に居座っているようだ。8月30日午後4時半ごろ、同区神保町に出没。スポーツジムのインストラクター、富永杏子さん(28)がふと窓の外を眺めると、電線の上をサルがゆったりと歩いていた。すぐに人だかりができた。サルは威嚇しながら電線沿いを動き回り、民家の敷地に飛び降りたり、また顔をのぞかせたりを繰り返し、約20分で姿を消した。「警察官も下から眺めているだけだった」(富永さん)。4日正午ごろには、同区神田淡路町で弁当を販売していた中華料理店経営、王碧霞さん(50)が発見。「電線に乗っていたが、一瞬目を離したら数メートル先のビルに飛び移り、尻尾しか見えなくなった。アルバイトの女の子は『お菓子を持ち歩かないようにしないと』と怖がっていた」と王さん。青果店は慌てて店先のバナナを引っ込めたという。5日午後1時45分には、やはり神田淡路町で目撃情報があった。神田署員が駆けつけ、捕獲箱(エサを入れたわなのようなもの)を設置し追い込もうとしたが、見失ってしまった。サルと人間の知恵比べはいつまで続くのか。井田さんは「網を張って捕獲しようとしていたが、あれではダメだろうと思った」と苦笑し、「サルの運動能力はかなり高く、助走すれば2メートルはジャンプし、人間の手には負えない。壁際に追いつめて、おとなしくなったところを麻酔銃を撃つなどして捕まえるしかない」とアドバイス。立て続けに捕獲に失敗した神田署は、「このままではらちが明かないから動物園に協力を求めているが、いつどこに出没するかわからないから困っている」とお手上げの状態だ。
[引用元:Yahoo[社会(産経新聞)]] 新型 オデッセイ 新型 エルグランド オンワード バーゲン 便利な最新情報 エコキュート 施主支給