2025年12月7日(日曜日)、東京都豊島区にある学習院大学でドイツ語検定1級(通称:独検1級)を受験してきました。

ドイツ語の勉強を始めたのは、2024年7月12日にAmazonで「ドイツ語基礎」の本を購入したのがきっかけ。「ハロー」からスタートしたゼロの状態でしたが、そこから1年の学習を経て、ゲーテ試験でC2レベルまで合格しました。その軌跡は以下の通りです:

  • 2024年7月:ドイツ語の勉強をハローからスタート!
  • 2025年3月:ゲーテA2合格
  • 2025年4月:ゲーテB1合格
  • 2025年6月:ゲーテB2合格
  • 2025年7月:ゲーテC1合格
  • 2025年9月:ゲーテC2合格
  • 2025年12月:ドイツ語検定1級一次試験受験👈今ここ

ただ、C2受験前の2025年8月以降はほとんど「勉強らしい勉強」はしていませんでした。育児や仕事、趣味(テニス、ゲーム、動画配信など)に忙しく、ドイツ語に触れる(ポッドキャスト聞くとかニュース読むとか)のは1日1時間程度。そんな中、試験向けの勉強をせずに、ぶっつけ本番でドイツ語検定1級に挑戦することにしました。

なぜドイツ語検定の受験出願したのか

既に9月にゲーテC2に合格しているのに、なぜわざわざ12月のドイツ語検定1級を受験出願したのか。それは、日本語の履歴書に「資格:ゲーテC2(ドイツ語検定1級相当)」と書くのが煩わしかったからです。相当と書かず、堂々と「1級」と書ける方がスッキリしますよね。あと英検1級を持っていて、英語は1級なのに、ドイツ語は1級相当?って変だと思われると思ったことが理由です。

受験準備の実態

実は、ドイツ語検定を受験するのはこれが初めて。しかも、前日の夜まで試験スケジュールを確認していませんでした。受験票には「豊島区で受験」と書いてあり、「電車で1時間以上かかるなぁ」と思った程度。試験開始時刻については、「どうせ9時くらいからだろう」と軽く考えていました。

しかし、実際には14時から17時の午後試験。このスケジュールを前日の寝る前にベッドで携帯いじりながら知りました。

これを試験会場に向かう山手線の満員電車(日曜日なのに人身事故で電車が混雑していました)の中で初めて「ドイツ語検定 1級 過去問」とGoogle検索して、どんな試験か軽く目を通しましたが、「まぁいけるだろう」と判断してすぐにゲームの動画視聴に戻りました。この余裕(または無計画さ)は、ゲーテC2を既に取得している安心感から来ているのかもしれません。

試験会場の雰囲気

会場に到着すると、同じ時間帯に1級、準1級、2級、4級の試験が行われていました。4級の受験者には20代の方もいましたが、1級の受験者は70人ほどで、体感では50代以上が50%と最も多く、40代が20%、30代が20%、20代が10%という印象でした。男女比は女性60%、男性40%くらいでした。

高校時代に英検1級を受験し合格した時のことを思い出しましたが、その時も「若い人が少ないなぁ」と感じた記憶があります。ドイツ語検定も同じで、若い世代の受験者は少ないようです。

試験の内容と感想

筆記試験(14:00~16:00)

まず衝撃だったのが、試験時間が2時間もあること。しかも途中退席は禁止。早く終わっても部屋から出られないのは、まるで監禁状態です。ゲーテ試験では、筆記試験が終わればすぐに退室できたので、このルールには驚きました。

【読み取り】B1~B2レベル

読み取り問題は、B1~B2レベルといった印象でした。内容はシンプルで、じっくり読んでも時間が余るほどでした。実際、30分以上余ったので、反復して見直し、最後は机に突っ伏して寝ていました。

試験が始まって最初の1問を解いた時点で「あ、これ簡単だ」と直感しました。隣の受験者がページをめくる音が聞こえる中、自分が一番早く進んでいることに気付き、「これは時間余るな」と確信しました。

【書き】B1レベル

書きのセクションでは、日本語への翻訳問題があり、これがゲーテ試験との最大の違いでした。ドイツ語力だけでなく、日本語力も問われるのです。

私は「畜農」や「野菜」などの漢字が分からず、平仮名で書いてしまいました。ドイツ語検定なのに日本語の知識が求められるのは意外でしたが、これで減点されないことを祈るばかりです。

【ヒヤリング】A2~B1レベル

ヒヤリングは、個人的には衝撃的なほど簡単でした。語彙、スピード、内容、質問すべてがシンプルで、満点を取れる自信があります。これを「1級」と呼ぶのは少々疑問が残ります。むしろ、ゲーテB1のヒヤリングの方が難しいと感じるほどでした。

試験後の結論

一次試験が終わり、部屋を出てから「何点で合格なんだろう?」と調べたところ、合格ラインは60点前後とのこと。私はおそらく80点くらい取れていると思うので、合格は間違いないでしょう。二次試験は2026年1月25日(日曜日)に予定されています。

ドイツ語検定の未来

受験を通じて感じたのは、ドイツ語検定がここまで簡単な理由は、受験者を確保するためなのではないかということです。20年後、「昔はドイツ語検定という試験があったのに、もう今は翻訳家用の国家資格のみだけだね」と語られる時代が来ないことを祈ります。

ちなみに、英語TOEICも同じような状況ですね。TOEIC満点はB1レベルで、それ以上の能力は測定不能です。私も昔、TOEICをぶっつけ本番で受験して満点を取ったことがありましたが、その時も「これで英語能力を測れるの?」と思ったものです。

おわりに

ドイツ語検定1級は、ゲーテに比べると非常に簡単でした。ゲーテB2あれば独検1級は余裕で無勉強で合格できるレベルだと思います。ゲーテ試験に慣れている人にとっては、書きの和訳問題が少し特殊なだけで、全体的に難易度は低めです。

今回の受験を通じて、ドイツ語を学ぶモチベーションが再確認できたことが一番の収穫でした。次は二次試験に向けて、もう少しドイツ語に触れる時間を増やしていきたいと思います。