ChatGPTが登場してから、外国語学習は大きく変わりました。特に私のように忙しい日々の中で語学を学ぶ人にとっては、これほど効率的なツールはありません。今回は、私がゼロから1年でゲーテC2に合格するまでの学習法を具体的に紹介します。

 

1年でC2レベルに語彙力を上げた方法

私のドイツ語学習における「単語帳」は、なんと携帯のスクリーンショットたちでした。約1年間で3,000枚以上のスクリーンショットを保存し、それを活用して語彙力を強化しました。

 

具体的な方法

  1. 毎日スクリーンショットを10枚確認

    • 1日10枚を目安に、前日や前々日に保存したスクリーンショットを確認。
    • 単語だけでなく、その単語を含むフレーズや文章も確認していました。
  2. ChatGPTとの会話練習

    • スクリーンショットに記録された新しい単語や表現を使って、ChatGPTに話しかけます。
    • ChatGPTには以下の3つの書き直しパターンで回答してもらうように設定しました:
      • 文法や語彙を正確に直した文章
      • C2レベルに合う難解な表現を使った文章
      • 日常会話で使われる砕けた表現の文章
    • さらに、たまに方言バージョンもお願いして楽しむことも(試験対策ではなく単なる遊びです)。
  3. 音読機能の活用

    • ChatGPTの回答を必ず音声で読み上げてもらい、それを耳で聞きながら学習しました。
    • 音声で聞くことで、自然な発音やイントネーションを身につけるよう意識しました。

ポイント

この方法を毎日繰り返すことで、語彙力が飛躍的に向上しました。新しい単語をただ覚えるだけでなく、実際に使ってみて、文法や表現の使い方を体感的に学ぶことができました。

 

 

 

 

ヒヤリング練習

ヒヤリングは、主にPodcastを使って鍛えました。日常会話よりも高度な話題を扱うコンテンツを選び、リスニング力を磨きました。

 

 

 

使用したPodcast

  • Wissen Weekly
  • Essay und Diskurs
  • Ben Berndt
  • Der Tag

これらは、Spotifyなどでテキスト(Transkript)が掲載されているものを選んでいます。

具体的な方法

  1. 目はテキストを追わず、まず耳で聞く

    • Transkriptは開いておきますが、目では文章を追わずに、耳で聞くことに集中。
  2. 理解できない箇所を確認する

    • 分からない単語や表現が出てきたら、少し戻って、その部分を確認します。
    • 自分がどこで理解できなかったのか、どの単語や構文が難しかったのかを分析。
  3. テキストを見て正確な文章を理解

    • 聞き取れなかった箇所をTranskriptで確認し、その意味を把握しました。

ポイント

聞き流しではなく、聞き取れなかった部分をしっかり確認することが重要です。この方法を続けることで、聞き取れる語彙や構文が徐々に増えていきました。

 

書く練習

書く力を伸ばすには、ChatGPTの「編集機能」を徹底的に活用しました。特にC1やC2では、書く力が試験のスコアに大きく影響するため、ここに力を入れました。

 

具体的な方法

  1. 自作エッセイをChatGPTに添削してもらう

    • 自分で書いたエッセイをChatGPTに投げて、「C2レベルに書き直して」とお願い(1回ではなく、数回「noch eleganter und gehobener」と質問するとそれなりの文章が提案されてきます)。
    • 編集された文章を見て、どこがどのように直されたのかを徹底的に確認。
  2. 編集された文章をマネする

    • ChatGPTが添削した文をそのまま暗記したり、似た表現を使って新しいエッセイを書いたりしました。
    • 同じ言い回しや構成が繰り返し出てくるため、飽きてきた頃には、それらが自然と使えるようになっていました。
  3. C1/C2試験向けに特化

    • C1とC2は「読み」「書き」「ヒヤリング」の平均値で合否が決まるため、特に得意な「書き」で点数を稼ぐように意識しました。
    • C1試験では書きのスコアが90%を記録。

ポイント

書く練習を続けることで、自分の中で「お決まりの表現」や「型」を作れるようになります。試験では、この型を活用することで安定して高得点を取ることができました。また、「C1で90%だったんだけど、C2では今日のエッセイはどれくらいの点数?」と聞くと点数も評価してくれました。60-70 %くらいしか取れないのですが、だいたい自分の実際の点数と合っていました。