軽便鉄道跡 秦野駅から二宮駅を歩く | むかい風に上り坂~

軽便鉄道跡 秦野駅から二宮駅を歩く

秦野駅から二宮駅を歩きました。

ルートはこちら。

 

秦野駅から海方向を目指して歩こうと思っていたところ

今回ルートを探してみたら、湘南軌道軽便鉄道跡があることを発見。

散歩好きな人には有名のようです。

 

線路跡や駅舎跡などフォトジェニックな場所、何かご当地グルメに出会えたらなと思い、

さっそく湘南軌道軽便鉄道跡と葛川をメインに歩くことにしました。

 

秦野駅 ここから出発

 

 

秦野駅北口すぐの橋 「まほろば大橋」

長居はしないがお気に入りの橋。ガス灯、からくり時計台がとてもいい雰囲気なんです。

まほろばってなんだろう・・・

 

水無川、ほんとに水がない。

なんで、水、ないんだろうか?おいおい調べよう。

 

 

かっこよいのでパシャリ

 

 

 

店の雰囲気が良い。トタンの色と金文字、ショーケース。

電柱が邪魔だったけどきになっど、パシャリ。

 

 

商店街の雰囲気

 

 

秋葉神社

 

 

 

 

御神木は背を低く切られています。

 

ここがスタート地点

この右側に秦野駅跡を示す碑があります。

 

それがこれ。

この「駅跡を示す碑」を8つをなぞって歩きます。

 

 

石材屋さんに 台町駅の碑

 

 

 

 

この付近に上井ノ口駅の碑

 

文章同じで汽車の写真も同じ?

 

蓑笠神社の御神木

 

 

 

蓑笠神社正面

 

蓑笠神社付近から葛川へ向かう道

 

 

 

厳島湿生公園にある厳島神社

 

葛川を下る。

分流良いですね

 

 

地酒収集

入ってみたらびっくり、凄くおしゃれで品揃えが半端ない。宮川酒店

近所に欲しい。

 

 

足柄にある瀬戸酒造

酒蔵でも買えるそうで、今度散歩に行こう。

 

 

 

下井ノ口停留所跡

 

 

ポツンとこんなところにあるのです。

 

葛川をみる。

 

こちら側の林を超えると下曽我

 

 

 

橋の欄干のデザインが良い

 

 

湘南軌道一色駅跡の碑のアップがない。

 

 

 

 

中里停留所跡

 

 

 

新幹線が2.3分おきに通る。

うまく撮影はできなかった。

 

 

落花生屋

この近辺は落花生が有名です。

オリーブも有名らしく、オリーブ茶葉で作った砂糖がけが売られていたので、ここではない別のお店で買いました。

 

 

ここで食いしん坊万歳のロケをしていたのをテレビで見たことがあります。たぶん。

 

 

残るは1つの碑を探して。

 

流行り撮りたくなる分流路

 

 

二宮駅の商店街に入る。

 

 

最後の一つ。二宮駅!

到着

 

 

 

 

駅到着はすっかり夕方でした。

 

距離16㎞で下り基調

 

以上。

 

 

 

 

 

秦野市HPより

 

軽便鉄道歴史の旅

 

秦野~二宮間を走っていた軽便鉄道(SL)歴史の旅へGO!!

軽便鉄道は、明治39年(1906)湘南馬車鉄道株式会社が秦野駅(現在の本町三丁目)から、吾妻村(現在の二宮町二宮)間の道路9.6キロメートルに、幅2尺5寸(76.2センチメートル)の軌道を敷設した馬車鉄道の運行が始まり です。

この鉄道は、明治35年(1902)東海道線二宮駅の開設に伴い、吾妻村の有志が秦野町や南秦野村、井ノ口村の有力者と協力してできました。

馬車鉄道は1頭の馬が小さな貨車を引くもので、 明治43年(1910)6月の時刻表から、秦野~二宮間を片道65分~75分かけ1日11往復し乗車賃は片道16銭、往復30銭だったことがわかります。

大正2年(1913)には、動力が馬から無煙炭燃料汽動車(蒸気機関)に代わり、社名も湘南軽便鉄道株式会社となりましたが、大正7年(1918)に湘南軌道株式会社へ軌道特許権が譲渡されています。

軽便鉄道歴史の旅1

当時の沿線は、わら葺屋根の民家がほとんどで、火の粉の飛散を防ぐため、独自に開発したラッキョウ型煙突を付けた機関車が、客車や貨車を牽引していました。

客車には秦野地方専売局の職員や大山への参拝者が、貨車には葉たばこ、たばこ製品、木材、綿糸など、この地域の産品が多く積まれ、産業の発展に大きな役割を果たしました。

軽便鉄道歴史の旅2

しかし、自動車の普及や小田急線の開通により、利用者が減少し、昭和12年(1937)に姿を消しました。

軽便鉄道歴史の旅3

  • 秦野駅の記念碑はイオン秦野店の入口の信号付近にあります。
  • 台町駅の記念碑は本町二丁目11番の信号付近にあります。
  • 大竹駅の記念碑は西大竹の嶽神社付近にあります。
  • 軽便みちの道標は、NTTの前、養泉院の前、上智大学入口信号付近、嶽神社付近、大竹バス停付近にあります。

軽便鉄道歴史の旅4 軽便鉄道歴史の旅5
『軽便鉄道 歴史継承事業報告書』より