海の歌 その14 誰もいない海 | 歌謡曲と叙情歌を語る

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今年の夏から海の歌をいろいろと紹介しておきましたが、今日ご紹介する「誰もいない海」でいったんこのシリーズを終了します。さすがに、もう秋。海が似合う季節ではないですからね。とはいえ、「誰もいない海」は今の季節にぴったりの曲です。

 

この曲は1967年、NET『木島則夫モーニングショー』「今週の歌」として、ジェリー伊藤さんの為に作られた曲です。あいにく、僕はジェリー伊藤さんのことは存じ上げておりませんが(テリー伊藤さんならしっておりますがw)、アメリカ生まれの俳優さんでもあり、歌手でもありました。2007年に79歳でお亡くなりになられているのですね。この人のために、こんな素敵な曲が作られたのだから、ジェリー伊藤さんは人望のある方だったのでしょう。

 

初レコード化は1968年に、CBSソニーから発売されたシャンソン歌手の大木康子が歌ったシングル盤です。この時はチャートインしなかったそうです。が、その後、トワ・エ・モア(白鳥英美子さんと芥川澄夫さん)と越路吹雪さんが1970年にこの歌を歌い、大ヒットしました。もともと「誰もいない海」はシャンソン風のかんじの曲だったようですが、トワ・エ・モアのお二人が歌う「誰もいない海」はフォークソング調になっております。実際、僕もようつべで大木康子さんor越路吹雪さんヴァージョンの「誰もいない海」を聴いたら、トワ・エ・モアヴァージョンと違い驚きました。でも、僕はトワ・エ・モアのお二人の「誰もいない海」のほうがすきだなあ。とくに白鳥英美子さんの澄んだ声が好き。これは好みの問題ですが。

 

ちなみに作曲者の内藤法美さんは、本楽曲を歌っている越路吹雪さんのご主人様です。 また、作詞者の山口洋子は現代詩畑の詩人で、『よこはま・たそがれ』などの流行歌で知られる作詞家の山口洋子とは、同姓同名の別人です。