今朝のNHKの「チコちゃんに叱られる」は

松茸はなぜ高い、でしたが、

チコちゃんの回答は、「プロパンガスが普及したから」

 

    

 

大きな都市では都市ガスですが

その始まりはプロパンガス

小さな町や村では今でもプロガスを使っています

 

   

 

ただそのプロパンガスは

マツタケとどういう関係があるのだろう

 

マツタケは1965年頃、値段が非常に安く一般の人でも普通に食べていた

現在では1キロあたり2~3万円だが

当時は1キロあたり1591円、1本だと80円程度

当時は干しシイタケよりも安かった

 

マツタケの生産量は、1965年は1291トンだったが

2016年は69トンと激減。

 

マツタケは、アカマツという木の近くに

シロという菌糸の塊ができると発生する

しかも樹齢約50年位のアカマツでないと生えてこない

 

     

 

加えて、マツタケは栄養が多すぎる土では生えてこない

栄養が多いと、他のキノコやカビがたくさん生えてくるため

マツタケは生存競争に負けてしまう。

 

戦後まもない頃は、

落ち葉や枝を拾って煮炊きをしていたため

山には落ち葉が少なかった

そのため、栄養素も多くなくマツタケが発生しやすい環境だった

 

   

 

ところが1953年ごろからプロパンガスが普及し

落ち葉、枝を拾って煮炊きをする必要がなくなり

森の土が富栄養化。

その結果、マツタケが減少し、価格が高騰するようになった

 

なるほどと納得しかけたが

18歳まで田舎暮らしの農家の娘は

プロパンガス説に異議あり

 

煮炊きや風呂に使うのは

落ち葉や枝ではなく「薪」である

 

  

 

落ち葉や枯れ枝は、集めて畑の土つくりに使う

腐葉土を作るのである

 

  

 

秋が終わり、雪が降る前に

山に登り、森の中で落ち葉を集め

袋にぎっしり詰め背負って家に持ち帰るのである

 

落ち葉は軽いとはいえ、しっっかり詰めると重い

そのような重労働ができる働き手はいない

高齢化が進んだ過疎の集落にそんな力はない

 

     

 

という事で、「松茸の高騰はプロパンガス説」に異議を唱え

「松茸の高騰は腐葉土説」を加えたい

でも、原因は1つや二つではなく複合化したもので有る

 

 

 

      

 

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