オイルシールが届いたので再挑戦・・・そんな大げさなものではありませんが。
素直にハウジングをはずすか、はずさないか・・・う~ん。はずさないでもう一度やってみることにしました。急がば回れ、さらに遠回りすることにならなければ良いのですが。
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中心部がたたけるよう改良したリングを使います。
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慎重にコツコツと。
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今度はうまくいきました。
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クランクの半月キーとクラッチASSYの溝を合わせてを差し込みます。
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フライホイールボルトを規定トルク6kg-mで締め付けます。
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カップリングを取り付けますが、位置が決まっています。
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フラーホイールとカップリングに合わせマークがあります。わかりやすいようマジックで印を付けました。
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クラッチカバーを組み付けます。
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デスビは少し手入れをしました。
ローターとポイント面を磨き、各配線の接続ポイントも磨きました。
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ポイントギャップの最大量を調整します。シックネスゲージを使って、コンタクトのアームがカムの頂上に乗り上げたところで0.45mmに調整します。調整値はデスビによって異なり、マニュアルによると、日立製アルミハウジングのものが0.5mm、同黒塗り鉄製が0.35mm、電装製が0.45mmだそうです。
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カムにシリコングリスを薄く塗ります。
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オイルニップルにオイルを注入しました。
今回はガバナー部分は分解しませんでした。
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プーリーを回し0度に合わせ、最初に記録しておいたローターの位置でデスビを差し込みます。
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概ねこれで点火時期は合っていますが、微調整が必要です。
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点火時期は上死点前13度、見えやすいよう白い線が引いてあります。これがあると、エンジンを始動してでのタイミングライトを用いた調整でもよく見えて役に立ちます。ポイントが開いた瞬間、スパークプラグに火花が飛びます。それがピストンが一番上がった状態(混合気が最も圧縮された状態=クランク角度0度)になる、13度前で行われるということです。早めに火を点けてしまうのですが、この理由はまたどこかで。
上死点前13度でポイントが開くよう、テスターの導通チェックポジションを使って調整をします。ハウジングを回してブザーが止まったところがポイントが開いた位置なのですが、このように調整しても、実際プーリーでクランクを回すと13度ではないところでブザーが止まってしまうので、何度か再調整をして合わせます。
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オイルポンプのガスケットは古いものから型を取って作成しました。
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オイルポンプを取り付けて、オイルタンクにチューブを付けますが、この時オイルラインに空気が入っていないことを確認します。エアーを噛んでいるとエンジンが焼き付く可能性があります。
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クラッチケーブルをつなごうと思ったら、組み付けの順番を間違えてつかなかった、とんちんかん写真。
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ジェネレーターを取り付けます。ベルトのテンションはそこそこで大丈夫です。ジェネレーターは発電負荷がかかっても、オルタネーターに比べると、回転が重くならないようです。
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配線を戻す前に接点はペーパー掛けしておきました。
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配線を戻して、いよいよエンジン始動!
あっけなくかかったのですが、なぜかアクセルペダルを踏んでも吹け上がらないではあーりませんか。
床下を覗くとケーブルがダラーン・・・