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「ヴィレッジ・ゲイトのファザー・トム・ヴォーン」超マイナーな一枚。
 
聴くとすぐにどこかで聞いたことがある気がして、しばらくして思い浮かんだのがラムゼイ・ルイス。ヒットした「イン・ジ・クラウド」が1965年9月で、これは同年12月。こんな感じが流行ったのでしょうか。
こんな感じ・・・くつろいだ雰囲気の中にグルービーなフィーリングを感じる。
 
ベースがアート・デイビスでドラムがエルビン・ジョーンズ、どちらもこの時期コルトレーンのグループで演奏していて、方向が全く違う。ライナー・ノーツを読むと「トムとエルビンは幼なじみ」と書いてある。なるほど、気心知れてなかったら、上手くいかないでしょうね。アートはエルビンが誘ったのかな?両者ともナチュラルでリラックスしていて、気難しさは微塵も感じない、なんかイメージ違います。
 
ところでファザー・トム・ヴォーンのファザーは神父さんのこと。神父さんのジャズプレーヤー!カッコいいですね。お坊さんのジャズプレーヤーっていたっけ?
 
FATHER TOM VAUGHN / AT THE VILLAGE GATE
RCA / RGP-1070 1965.12.28録音