これは、これでいい。 | tts_styleのブログ「心にうつりゆくよしなしごとをそこはかとなく…」

tts_styleのブログ「心にうつりゆくよしなしごとをそこはかとなく…」

気まぐれで自由なブログなので、
気まぐれに自由に楽しんでください。
クスっという笑いがおこったときは、僕からの少しばかりのプレゼントです。

釣りのお誘いをいただきました。

すぐに予定を確認いたします。




おはようございます。tts_styleです。




“これ性”


いきなりなんやねん!って仰りたい気持ちはよくわかります(笑)

でも、しばしお付き合いを。

今回は写真なしのテキストだけの異例のブログです。


気をつけて(笑)




では、本題に…


情報化社会と言われるこの時代に、僕たちは何を得て、何を失ってるのでしょうか。



これは単なる受け売りなんだけど、僕は不思議と納得した話。




まず“これ性”とは…


“これ性”とは「比較をしない」ことがキーです。



例えば、

「犬の絵を描いてみて」って複数の人に言うとします。

皆それぞれの「犬」を描きます。


もちろん全く違う犬の絵なわけですよ。



でも、それぞれその人にとっては「犬」なんです。


そこに上手い・下手の比較はいらない。


その人にとっては“これ”が犬なんです。



唯一無二の“これ(オリジナル)”が生まれた瞬間。




さらに身近な話で“これ性”を説明すると、

なんでもいいんだけど、僕の場合は「車」かな?


僕は大学を卒業して、会社に勤めてその稼いだ給料で、なんとしても「車」が欲しかった。

お金を貯めて、ディーラーに行って試乗してウキウキして「これや!!」って即決して、ピカピカの車がやってきて、それが出会い。


同じ車はたくさん走ってる。

でも、僕のこの車じゃなきゃダメなんです。

全く同じ車だから交換しようって言われても絶対にダメ!!!


“これ”じゃなきゃダメなんです。




皆も絶対にそういうのあるでしょ?




何が言いたいかと言うと、いかなる大量生産物でも同じものは存在しないということ




同じ車やから一緒やん!と言ってしまえば終わり。

だから「比較しない」と最初に定義付けをしたのです。




僕にとっては、車がどうしても欲しいと思い始めて、今に至るまでの全てを含めて“これ”なんです。

だから、何事にも代えることのできないものなんです。




わかる?(笑)





「“これ性”=偶然の出来事」という見方もできるかもしれないね。





犬の絵も偶然そういう絵を描いたから生まれた。

車も試乗して偶然「これや!!」と思ったから僕だけの車が生まれた。




僕たちが生きていく上で、いや、生きていくことそのものが「偶然の出来事」で成り立ってるんじゃないかと考えることができる。




“これ性”というものを、なんとなく理解していただけたという勝手な判断のもと、いよいよ「 情報化社会と言われるこの時代に、僕たちは何を得て、何を失ってるのでしょうか。 」という話に戻そうと思います。




今やスマホで世界中のあらゆる情報を手に入れることができる。

いとも簡単に。



世界中の「モノ」や「コト」、もっと言うと「ヒト」とも、簡単に出会える可能性がとてつもなく大きくなってるわけだよね。


いわゆる情報化社会の進展によって、色んなものとの出会いの可能性が広がる。


ネット社会は「無制限の世界」だから。





でも、

無制限の世界でたくさんの可能性があるかもしれないけど、ネット社会の薄っぺらい上部だけの情報で、色んなものを比較ばっかして、自分にとっての“これ”との出会いを失ってるという逆説を立てることもできるんだよね。




情報化社会のパラドックス。




例えば、ネットで買い物するにしても同じ商品を色んなサイトで検索して、値段の比較をしてみたり、安いのが見つかっても「他にもっと良いのがあるかもしれない。」「ネットで見つかったし、買うのはまた今度でもいいや。」って、どんどん自分で出会いを先延ばしにする。


映画を見る前からたくさん情報を調べて、あんまり面白くなさそうなコメントばかりだから今回はやめとこうかなとか。




そういう情報に左右されずに、薄っぺらな情報だけを頼りにするんじゃなくって、何でもかんでも比較ばっかしてないで、無制限ではなく限られた情報の中で、自分だけの“これ”との出会いを大切にしてもいいんじゃないかな?



誰とも何物とも比較しすぎないで、その時、その瞬間、そして“これ”と出会うプロセスも大切に。





「これは、これでいい。」




色んな考え方、やり方、色んな答があっていいんだよ。




「これは、これでいい」





もっ回言おうか?





「これは、これでいい」






終わり。(笑)