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 8日午後4時ごろ、福島県喜多方市山都町の国道459号で、同市の老人介護福祉施設「しゃくなげホーム」の送迎用ワゴン車が道路脇の土手に転落した。ワゴン車に乗っていた、いずれも同市山都町の山崎イクさん(95)と高橋邦夫さん(89)が死亡、男女7人がけがをした。

 喜多方署は、ワゴン車を運転していた同市山都町木幡、介護士松島義仁容疑者(29)を自動車運転過失傷害の疑いで現行犯逮捕。同致死容疑に切り替え調べている。

 同署によると、ワゴン車には施設のデイサービスを利用しているお年寄りの女性6人と男性2人、施設の女性職員1人が乗っていた。

M91336

 台風12号で被災した紀伊半島で8日夜から再び激しい雨が降ると予想され、崩れた土砂により川をせき止めている奈良、和歌山両県の「土砂ダム」2カ所は決壊する恐れが出てきた。二次災害を防ぐため、奈良県十津川村と五條市、和歌山県田辺市は計324世帯605人に避難を指示した。

 これまでに出されている避難指示と合わせると、対象者は和歌山県新宮市の2万1千人など両県で2万7千人を超えている。

 和歌山県南部では8日深夜、雨が降り始めた。和歌山、奈良両地方気象台によると、紀伊半島は8日夜以降、和歌山、奈良両県南部で1時間に最大40ミリの激しい雨が降り、9日午後6時までの24時間雨量は最大120ミリと予想されている。台風12号の豪雨で地盤が緩み、土砂災害などの恐れがある。

 国土交通省などによると、両県内に土砂ダムが12カ所できており、そのうち2カ所が決壊する恐れがあるという。同省や気象庁は8日、奈良県の五條市南部や十津川村、野迫川(のせがわ)村など7村を対象に、土砂災害警戒情報を発表する基準の値を通常の半分に引き下げた。和歌山県でも基準値を通常の8割に引き下げた。

 五條市大塔町の十津川(熊野川)支流にできた土砂ダムは7日時点で、川床から堤までの高さが約120メートルに達している。国交省によると、高さが100メートルを超す土砂ダムは過去にほとんど例がない。水面からの堤の高さは6メートルしか余裕がない。この地域でさらに60ミリの雨が降ると水があふれ、土石流が起きる恐れがあるという。下流にある十津川村は上野地、長殿など計7地区の504人に避難指示を出した。

 同県野迫川村も、檜股(ひのきまた)地区の川に土砂ダムができる可能性があるとして、職員が川の状況を監視している。危険と判断した場合、バスで下流の住民18人を避難させる態勢を整えた。

 和歌山県田辺市は8日夜、近くに土砂ダムができた熊野(いや)地区の19世帯30人に新たに避難指示を出した。

 一方、同県那智勝浦町で8日、男女各1人の遺体が見つかり、同県の死者は40人、全国の死者は9県で56人。行方不明者は和歌山、奈良、三重、鹿児島4県で55人。和歌山県警は8日、連絡が取れなかった101人のうち74人の無事を確認したと発表した。

M93564

 東京都立川市の「日月(にちげつ)警備保障立川営業所」で5月、現金約6億円が強奪された事件で、警視庁は8日、住所不詳で元山口組系暴力団組員の小沢秀人容疑者(42)を強盗傷害と建造物侵入容疑で逮捕し、発表した。事件の首謀者で計画を練ったとみられる。この事件の逮捕者は11人目。

 立川署捜査本部によると、小沢容疑者の関係先である東京都小金井市の会社事務所に小沢容疑者が現れたところを逮捕したという。この事務所には金庫があり、奪われた金が隠されていないかどうか調べている。

 小沢容疑者は事件直後、弟分で自称運転手の藤沢千秋容疑者(41)=同罪で起訴=と携帯電話で連絡を取り合っていた形跡があるという。

 小沢容疑者は実行役の渡辺豊被告(41)=同罪で起訴=らと共謀し、5月12日午前3時すぎ、仮眠中だった同社の男性社員(36)を刺したり殴ったりするなどし、金庫室から現金が入った袋など計89個を奪った疑いがある。

M91088