読み聞かせボランティアOBとして昨日小学校で、この本を読み聞かせしてきました。
灰谷健次郎・作 長新太・絵 「ろくべえまってろよ」
息子達がこの小学校に在学していた時の読み聞かせで、クラスのあちこちから
「この本 面白い!心に残った!」と言う声があがり、お墨付きをもらった一冊です。
本選びには、毎回悩まされましたが、まず子供の視点で選ぶことが大切ですね。
でも、この本は、私も大好きで、子供達の心にも大ヒットした数少ない一冊です。
犬のろくべえが穴におちた!早く助けてあげなくちゃ! 子どもたちの救出劇です。
子どものやさしさや、友情が伝わる反面、頼りにならない、情けない大人の姿が
描かれていて、日常の自分を振り返ったりもしました。
せりふの関西弁も文章も、長新太さんの絵にマッチしていています。
深い穴の中を描く構図にも工夫が凝らされていて、読んでいても楽しく、惹き込まれます。
もう一冊は大先輩ОBのご推薦!子供達に圧倒的人気を誇るこの一冊。
渡辺茂雄作・山本忠敬絵による絵本。
単純で分かりやすいストーリーなので、低学年向け。
けなげに働く自動車がそれぞれ特徴を生かして巧みに擬人化されていて、
子供達には身近でリアルなものとして伝わるようです。
さて、受験期シーズンも近くなり、仕事上ちょっと気忙しくなるので、
次の読み聞かせの当番は来春まで先送りして頂きました。
またその時には、ご紹介させて頂きます。