先週末に臨時国会を終え、また、高市政権の発足から2ヵ月が経過したところで思う

ところをメモしておく。

 

まず改めて、政権発足からまだ2ヵ月しか経過していないことに驚く。公明党の連立

離脱や維新との新たな連立、台湾有事に関する高市の答弁に対する中国の発狂はじ

め、様々な話題があり濃い2ヵ月だった。

高市政権のこの2ヵ月の動きを見て感じることは、対中国政策については、ほぼベス

トの対応が出来ている反面、経済政策については大丈夫かよと不安視をしている。

 

まず対中国政策については、この2ヵ月の政権の対応は、悪くなかった。中国大阪総

領事:薛剣の「首を斬ってやる」発言に対してペルソナ・ノン・グラータによる国外

退去措置が取られなかった点以外は、ほぼベストの対応では無いか。中共の発狂ぶり

に対し、多くの日本国民が異常性を感じているのは、大変良い風潮と思う。

また、立憲・公明・共産といった政党が、中共の手先であること、朝日・毎日系はじ

めとする報道機関が中共のプロパガンダ機関に過ぎないこと、マスコミに出てくる評

論家のうち誰が中共に阿っているか明確になったこと、高市がまるでリトマス試験紙

のように、日本国内に存在する「日本の敵」を炙り出したのは大きな功績だと思う。

 

一方で、経済政策については、ちょっと大丈夫かと不安になっている。

長年放置され続けてきたガソリンの暫定税率が廃止になったのは良いが、所謂「年収

の壁」問題にて年収665万の新たな壁を作ったことは、これは大きな失敗では無いか。

年収665万以下の国民の8割は今回の見直しで恩恵を受けるが、「年収¥665万以上ある

が高額所得者ではない層」を切り捨てたのはガッカリした。自民も国民民主も、¥66

5万稼いでいる人は高額所得者ですねとか思ってんのかね。

家庭があって特にガキを育てていれば、¥665万どころか¥800~1000万でも豊かな

生活とは言えないようなレベルだ。¥800~1000万の層には、高市自民や国民民主に

期待していた連中も多いだろうから、この悪手は今後の政権評価にはボディーブロー

のように効いてくるかもしれんな。

また、日銀の金利引き上げを容認したのも悪手だな。現状、まだ景気が良い状態では

無い時点で冷やしてどうするつもりなのかね。財務省や金融機関に気遣うより、まだ

まだ国民生活のテコ入れが必要な局面だろうに。

 

高市政権以前の岸田・石破の両政権がクソ以下だったこと、また、対中国に簡単には

妥協しないという分かりやすさで高い支持率が維持されているが、結局は経済だ。

高市支持層が高齢者と違って旧メディアに踊らされにくい現役世代が中心ということ

を考えれば、財務省と妥協して景況感・生活実感を持ち上げられなければ、存外、

短命に終わるのかもしれん(当面、良い代わりが思いつかないので、そうならない

ことを祈るばかりだが)。